ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(8/14/夜)ー

悠「混乱、スフィ、スフィ、混乱、先読み……ミス、リセット、混乱、スフィ、スフィ、混乱、先読み……ミス、リセット」
白巳「しぴゅー」

ともき「なんだあれ」

摩耶「目が死んでる」

金剛「だけど一定の動きを繰り返してるな」

悠(女)「裏ボスに正攻法で勝てなくなって運ゲーに身を任せている者の末路だよ。」

真樹「でた、運ゲー」

マリア「どうして運ゲーをするんですかねぇ」

悠(女)「運ゲーを好んでいるわけではない、運ゲーが人に憑りついているんだよ。」

マリア「なるほど」

福太郎「理解した?」

マリア「理解しないということを理解したわ」

悠(女)「やれやれだわ。」

ともき「それでいつからああしてるんだ?」

悠(女)「ああなりだしたのは今朝当たりだったかな、昨日一日正攻法で挑んでたのは確かだわ。それで夜中に突然立ち上がったかと思うと部屋から出ていって、少ししたら白巳を頭に乗せて片手にバナナひと房、片手にどんぶり納豆飯をもって戻ってきてどっちもドカ食いした後。あの状態になった」

ともき「なるほど、まるで分らん」

福太郎「頭の白巳ちゃんはずっと乗ったまま?」

悠(女)「イエス」

金剛「なんでだよ…」

摩耶「脳が沸騰するのを抑えてるんじゃない?」

マリア「確かに癒し効果はグンバツにあるでしょうね。」

ともき「グンバツって…」

福太郎「ちなみにドンぐらいの運ゲーをクリアせなあかんの」

悠(女)「戦闘が始まって1ターン目に混乱が入らないと失敗、2ターン目に前衛シカ3人のうち1人も落ちずに多段攻撃を一発でも多く当たる、3ターン目シカが落ちずに混乱を延長、以下2ターンほど繰り返して6.7ターン目に削りきれてなければリセット」

ともき「……聞いただけだと6か7ターンで決着何だな」

悠(女)「違う違う。決着がつくまで運ゲーなの。端的に言えば開幕に混乱はいらなきゃアウト、7ターンまでに一回でもシカが落ちたらアウト、混乱が切れたターンで削りきれなきゃアウト。」

金剛「……無理なんじゃね?」

福太郎「1当10万円のスクラッチクジが当たるぐらいちゃうかな。」

マリア「そんなもの当たらないです。当たらないです!」

真樹「おマリちゃん落ち着いて」

摩耶「開幕の混乱が安定したらマシなんだろうけどね。」

悠(女)「あーしの案としては1ターン目は4人で混乱を撒くのがいいと思うんだが、それすると6.7ターン目までのダメージの乱数をより多く出ることを祈る必要がでてくるんだが」

ともき「そもそもの火力を補強できないのか?」

悠(女)「現状が限界っぽいんだよなぁ。はい、小鳥遊お勉強問題!長門と呼ばれた地域があった都道府県は?」

マリア「川口」

真樹「谷口」

摩耶「海口」

金剛「……ガマグチ?」

ともき「山口」

悠「混乱、スフィ、スフィ、混乱、先読み……ミス、リセット、混乱、スフィ、スフィ、混乱、先読み……ミス、リセット、混乱、スフィ、スフィ、混乱、先読み……ミス、リセット、混乱、スフィ、スフィ、混乱、先読み……ミス、リセット」
白巳「しゅぴゅぴゅ…」
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