ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(8/7/夜)ー

悠「暑いなぁ。」

福太郎「夏やからなぁ。」

マリア「暦の上では秋って知ってました?」

悠「想さんから聞いた」

マリア「つまり秋です」

悠「じゃあ、お前は暑くないの?」

マリア「暑いに決まってるじゃないですか。わかれよ、バカ野郎。」

悠「ははっ。」
スッ、グッ

マリア「パーとグー?」

悠「平手かゲンコツか選ばせてやるよ。」

マリア「なら選ばないを選びます。」

悠「選ばないなら両方でもいいんだぞ。こちとらタイムアップで神姫に両方でやられたんだからな!」

ともき「やられたのかよ。」

福太郎「経験積みかつここまで同じパターンなんやな」

マリア「ここから無事に私が逃れられる方法を募集します。」

吉音「えーと、避ける!」

マリア「なるほど、避ける…」

悠「……」
ブンッ!ブォン!

マリア「私の動体視力と運動能力では無理そうなので別の方法をオナシャス」

福太郎「一か八かでやられる前にやる」

マリア「なるほど。こっちから攻めるわけですね。」

悠「……」
ブンブンッ!
ブォンブォン!

マリア「ダメです。下手に攻めれば二発ぶちかますと無言の圧をかけてきてます。」

想「素直に謝るというのはいかがですか?」

マリア「それはないです。」

光姫「謝る気はさらさらないわけじゃな。」

悠「その意気や良し!覚悟しろ!」

ともき「もういいだろ。」

悠「だってくやしいです!」

ともき「子供か」

悠「ベストキッド?」

吉音「映画だっけ?」

福太郎「せやで」

マリア「悠さんはいいとこワルガキですけどね。」

悠「はい、ゲンコツ」
ゴスッ!
ガンッ!
マリア「鉄板ガード」

悠「……」
ググッ!
マリア「!?」

悠「…………」
グッ、グググッ!
マリア「やだ、この人、無理やり力づくで押し潰そうとしてきてる!」

福太郎「問答無用の力技やね。」

ともき「ちょっと調子に乗りすぎたな」

悠「わからないのか?お前は「運命」に負けたんだ!「正義の道」を歩むことこそ「運命」なんだ!」

マリア「やめろォオオオオ知った風な口をきいてんじゃあないぞオオオオオオ。このちっぽけな小僧があああああああああああああああがああああぐあばああああ。」

光姫「……なんじゃあれ?」

福太郎「ジョジョ寸劇」

ともき「無視してください。」

悠「僕の名前はエンポリオです。はい、小鳥遊お勉強問題!播摩と呼ばれた地域があった都道府県は?」

吉音「マリアちゃん大丈夫?」

マリア「鉄板と床で頭挟まれてめっちゃ痛いデス」

光姫「かっかっか容赦ないのぅ。」

福太郎「標準語」

想「兵庫ですね。」

悠「僕の名前はエンポリオです。」

ともき「何回いってんだよ。」
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