ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(8/6/夜)ー

悠「ぼりぼり」

ともき「なんで素の氷齧ってんだ?」

悠「暑いから」

ともき「その氷に飲み物入れて飲んだ方がいいと思うんだが」

悠「お腹たぽんたぽんになっちゃう。」

福太郎「そのまま氷齧れ続けてもたぽんたぽんになるで」

優日「ついでにお腹も壊せるよ。やったね!」

悠「なにもよろしくない!ばりっぼりっ!」

ともき「なら齧るのをやめろ」

真樹「どうせ齧るならロックアイスとかでいいんじゃないかな。」

稲葉「甲子園のカチワリ氷を意識してるんじゃない?」

悠「このクソ暑いなか外でて野球できる人間の神経がわかんねぇ。」

鈴猫「でも、今年は100回目の甲子園なんだよね。」

優日「100回のお祈り?」
パンパン

ともき「鈴猫さんに向かってかしわ手を打つなよ。」

稲葉「ヘタな宗教よりは効果ありそうだけどね。」

鈴猫「ないです!」

ともき「というか、いい加減に鈴猫さんを神格化するのやめとけ」

優日「つまり、さらに上の次元の存在だと」

真樹「神以上って何?」

福太郎「より上の神さん、いわゆるシッダールとかイエスキリストとか。」

悠「完全な中道にすべての贖罪を背負った者、そこの横に鈴猫が並ぶと……」

鈴猫「あらゆる方面から怒られるよ!」

優日「文句があっても鈴猫さんなら大丈夫ですよ。ここ、ここがありますから。」
パンパンッ

ともき「二の腕を叩くな、二の腕を」

真樹「どゆこと?」

福太郎「腕がある、つまり力でねじ伏せる」

鈴猫「しません!」

悠「できないとは言わない。」

鈴猫「できませんから!」

優日「能ある鷹は爪を隠す、鷹は爪を隠すみたいだけど鈴猫さんなら?」

稲葉「力ある猫は剛爪を磨く」

悠「圧倒的、圧倒的な戦闘力を秘めている」

ともき「剛爪を出してる時点で秘めてないだろ」

福太郎「火車さんかな?」

悠「ったく、みんなして鈴猫をなんだと思ってるんだ!」

ともき「お前もだよ」

悠「へっへっへっ!」

真樹「これでもかってぐらい悪い顔してるなぁ」

優日「まぁ、実際悪いやつだから仕方ないね。具体的に言うと水虫ぐらい悪いやつ。」

悠「そこまでえげつなくない!」

福太郎「水虫のしつこさはヤバいんよなぁ。」

真樹「やだー!」

悠「やだーっていってるけど、このクソ暑いのにブーツはいてるような奴は患ってしまえ。はい、小鳥遊お勉強問題!近江と呼ばれていた都道府県は?」

真樹「お洒落は足元からだもん!」

優日「福さんの靴もごついですよね。」

福太郎「安全靴やからね。」

鈴猫「どうして安全靴を?」

福太郎「昔ヒールに踏まれて小指折れたことあるんよ。」

鈴猫「ひぇっ」

稲葉「あら、過激なプレイ」

福太郎「プレイやったらよかってんけどなぁ。」

ともき「滋賀」
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