ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(8/4/夜)ー

悠「ようやくワイバーンを倒せたでござるの巻」

真樹「呼んだ?」

悠「真樹じゃねぇ巻だ!」

ともき「どっちも「まき」ではある。」

優日「弦巻マキちゃん?」

ともき「誰だよ」

悠「弦巻マキは弦巻マキだろ。」

ともき「……」
スパンッ!
悠「おぉっと暴力ですか?」

優日「まだ殴られ足りないって。」

ともき「仕方ないプロに頼むか」

寅「……」

悠「その人に頼んだら、らめぇっ!」

寅「うるせぇっ!」
ドゴッ!
悠「ばゃぁっ!お尻が割れる!!」

福太郎「悠……尻は割れとるんやで?」

悠「なん……だと?」

寅「……」

ともき「構わんのでやっちゃってください」

悠「やったってぇ。悠くんいま肩めっちゃ痛いねん。」

優日「ゲームのし過ぎで?」

悠「ゲームのし過ぎで」

寅「ただの自業自得じゃねぇか」

悠「反省はしている。しかし、後悔はしておらんでござる!」

真樹「なんでちょくちょく武士になってんの?」

悠「忍びでござるニンニン。」

寅「ぶっ飛ばしたい」

優日「はい」

悠「はい、じゃないがな。」

駒狸「悠君、湿布かってきましたよ」

悠「やった天使来た!これで勝てる!」

駒狸「はい?」

ともき「無視してぶん殴ってやってください」

悠「肩叩きならいいぞ。」

寅「オラッ」
ドゴッ!
悠「あんぎゃっぁ!」

福太郎「肩パン」

優日「相手は死ぬ」

真樹「わはははっ!」

悠「笑ってんな馬鹿っ!そして、トラお前、ホントバカッ!カタイタイッテイッテルデショ!」

福太郎「悠、カタコトになっとる」

駒狸「あ、あの、とりあえず湿布貼りませんか?」

悠「貼ってくだせぇっ。」
脱ぎッ

ともき「なぜ服を脱ぐ」

悠「脱がないと貼れないだろ」

ともき「肩のところだけ捲ればいいだろ」

優日「見せつけたいんだよきっと」

悠「……」
サッ

寅「両手で乳首隠してんじゃねぇ殺すぞ気持ち悪い。」

悠「シンプルに罵声された」

福太郎「今のはしゃーないわ。」

駒狸「貼りますね。」
ピトッ
悠「うひゃぁっ!冷たい!」

真樹「肩痛いのゲームのし過ぎだけじゃないんじゃない?なんか痣になってるよ。」

悠「これは今、寅に殴られたからだ」

優日「でも見て、きれいな形で痣になってるよ」

悠「だから何だというのか!はい、小鳥遊お勉強問題!土佐と呼ばれていた都道府県は?」

優日「土佐犬」

福太郎「あんなんに追い回されたらめっちゃ怖いやろな」

真樹「ドーベルマンとどっちが強いかな」

寅「恐らく闘犬用の育てられてる土佐犬だろ。人間相手なら訓練されたドーベルマンの方が厄介かもしれないが」

ともき「高知」
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