ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(8/3/夜)ー

悠「よーしよしよ、よーしよしよ」
なでなでなでなで
吉音「ごろごろごろごろ」

ともき「何やってんだアレ?」

マリア「猫プレイじゃないですか?」

福太郎「めっちゃごろごろいうとるもんな。」

ともき「そうじゃないだろ」

悠「いやー、吉音の火力がもうメインになっててなありがたい、ありがたい」
なでなで
吉音「うにゃーん」

想「火力?」

ともき「ゲームの話です」

真樹「世界樹だっけ?」

稲葉「世界樹Xね。」

真樹「エックス?」

稲葉「クロスよ。今作で3DSの世界樹が完結だから今までのシリーズのキャラが集まっているお祭りゲーなのよ。」

悠「しかし、そこは安定のアトラス、安定の世界樹、昨日は虫けらに悪質タックルかまされて第一ダンジョンで全滅しましたよ。ハッハッハッ!」
わしゃわしゃ
吉音「わぶぶっ!ちょっと!顔!顔撫でまわさないで!」

悠「おー、すまんすん。つい手が怒りに震えちまった。」

吉音「もー!」

悠「顔は撫でまわすんじゃなくて舐め回す場所だもんな」

ともき「わさびでも舐めてろ」

悠「なんでや!」

真樹「ほら、ちょっとよく考えてみてよ。ゆー君が吉音ちゃんの顔舐めて溶けたりしたら困るし。」

悠「おれの唾液を何だと思ってやがる。」

稲葉「解剖用水溶液かしら」

福太郎「めっちゃええやん」

悠「おい、瓶持ってきてくれ。おれの唾液がヤバいほど貴重なアイテムだった。」

ともき「字面からしてヤバそうなんだが?」

マリア「解剖用水溶液を使ったターン内にモンスターを倒すと素材ドロップをすべて落とすんです。条件ドロップも条件無視で。」

悠「エリクサー病もちは使わずに肥やしにしてしまう可能性があるけどな。おれとか。」

ともき「自分のことかよ」

想「最近のゲームは複雑ですね。」

稲葉「人間関係よりはカンタンよ」

ともき「生々しいんだよ」

稲葉「クスクス」

真樹「あの笑いが僕ちょっと怖いんだけど」

悠「稲葉を恐れるのは生きている証だ」

真樹「どういう意味?」

悠「適当な言葉は投げかけるが、それをどう受け止めて当てはめるかはおれの仕事じゃない」

ともき「自分の言ったことには最後まで責任を持て」

悠「だが断る!」

ともき「なら喋んな!」

悠「想さん、酷いと思いませんか?喋るなだなんて、これじゃおれの口はキスするだけにしか使えない。あ、それはそれでありかっ!」

想「とりあえず悠君が元気なのはよく分かりました。」

悠「へへっ!はい、小鳥遊お勉強問題!阿波と呼ばれていた都道府県は?」

吉音「阿波踊り!」

真樹「らっせーららっせーら」

福太郎「それちゃうね。」

想「徳島ですね。」

稲葉「そういう時期ね」

ともき「ああ、そっか八月か」
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