ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(7/31/夜)ー

悠「ごくっごくっ……ぷはー……キンキンに冷えててうまい!」

ともき「それ何飲んでる」

悠「アイスカフェラテ」

ともき「昨日微糖のコーヒー吐きだしてたやつが何でそんなもん飲んでるんだ」

悠「違う違う、昨日はブラックの気分だったんだよ。口がブラックになってるときに微糖が入ってきたから吐きだしちゃったんだよ。でも今日はアイスカフェラテが飲みたいという気持ちを持って自分でアイスカフェラテをえらんで買ってきてアイスカフェラテを飲んでいるからにアイスカフェラテが美味しいと……」

福太郎「アイスカフェラテがゲシュタルト崩壊しそう」

ともき「カフェラテカフェラテうるせぇ!」

悠「ともき」

ともき「なんだよ」

悠「アイス、アイスカフェラテだ。」

ともき「やかましい!」

悠「はははっ……あれ?おれのアイスカフェラテは?」

稲葉「あっち」

悠「え?」

ゆえ「ちゅー、すっぢゅーー、ずごごごっ……」

悠「……」

ゆうな「大丈夫、まだバレてないよ。そっと戻しとければ平気平気」

ゆえ「がってん……!}

ともき「ガッツリ見られてたし、というか目があっても飲むのやめなかったどころか勢い増して飲み切ってたように見えたんだが」

悠「まぁ、ひと口飲めたからいいか」

マリア「娘にはカフェラテと同じぐらい甘いですね。」

悠「厳しくする必要がないんだよなぁ」

ともき「いや、それは違うだろ」

悠「それにおれが甘やかさなくても見てみろよ」

ゆうな「ごろごろ、ごろごろ」
スリスリ
ゆえ「にゃんにゃーん……」
スリスリ
鈴猫「……」

悠「見てみろ鈴…おっぱいがうちの娘を甘え倒してなつかせてる」

マリア「見事ですね。鈴ね……おっぱいさんは何もしていないように見えますけど見事です。」

ともき「なんで正しい方を言い直した」

福太郎「子猫が親猫のめっちゃ頭からすり寄ってぐりんぐりんする動画思い出したわ。」

マリア「私もなぁ鈴猫さんに甘やかされたいよなぁ。」

悠「迂闊に甘やかされると戻ってこれなくなるぞ」

ともき「戻ってこれなくなるってなんだよ」

稲葉「鈴猫教の信者になるんじゃないかしら。」

ともき「ナチュラルに鈴猫教というワードが出てるな」

悠「宗教的だから危ない感じに聞こえるけど中身はアイドルの応援活動みたいなもんだからな。」

マリア「握手券を売りさばけそうですね。」

稲葉「売りさばくなんて言い方は良くないわ。お布施としてちょうだいするのよ。」

福太郎「んー……なまなましい。」

悠「つまりアイドルは宗教」

ともき「コラコラやめとけやめとけ」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!信濃と呼ばれていた都道府県は?」

福太郎「四八(仮)」

稲葉「信州信濃の名物」

マリア「きゃあーー!」

ともき「長野……っていうか、なんなんだ。」

悠「ひと言で済ませられるけどすっげぇ気持ち悪い話だけどいいか?」

ともき「……いや、いい。」

ゆうな「そんなことより大変だよ。鈴猫さんがめっちゃ良い匂いする!」

ゆえ「それにすっげーやーらかい……!」

悠「周知の事実だよ」
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