ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(7/30/夜)ー

悠「ゴクッ……ダバーーッ」

ともき「いきなりなんだ!?」

悠「これ……ブラックじゃねぇ……微糖だぁ……」

真樹「コーヒー?」

悠「そう。ブラックコーヒー買ったつもりが微糖だった。チクショーメッ!」

福太郎「閣下かな?」

悠「誰か飲むか?」

稲葉「じゃあ、もらうわ。」

悠「ああ、飲んでくれ……うわっ。」

稲葉「なに?お化けでもいた?」

悠「お化けがいたぐらいじゃ驚かんわい。お前がいたから驚いたんだ。」

真樹「お化けぐらいじゃ驚かないというパワーワード」

福太郎「んっ、俺もお化けは割と平気やな。壁ぶっ壊してタイラントとかが出てくる方がビビるかも」

優日「それで驚かないのは多分ショック死してると思う」

稲葉「私はおどろかない自信あるわね。」

悠「マジかよ」

稲葉「そんな危なそうな場所はまず別の誰かにいかせるから」

ともき「そういう意味かよ」

福太郎「危機回避能力に優れとるってことやね。」

真樹「悲しい犠牲者が出てるってことでもあるんだけど」

稲葉「安心して犠牲にならない人間をチョイスするもの、ね?」
ポンッ
悠「おおっと?これは悠君を地雷原に走らせるきですよ。」

稲葉「大丈夫よ。悠ならかすり傷から重症手前で戻ってこれるわ」

ともき「無事で戻ってくることはないんだな」

稲葉「もちろん」

悠「無事でいさせろよ」

稲葉「それは面白くないわよ」

悠「おれはしっかり面白いのに面白くないわけないだろ!」

真樹「よく自分を面白いっていい切れるね。」

優日「ユーチューバーなら炎上間違いなしだね。」

悠「バカやろ、おれは勝つぞ!おれは!」

福太郎「何に勝つんやろか」

稲葉「もちろん実際に火だるまになるのよ」

ともき「それ勝ってるのか?」

悠「なにが悲しくて実際に燃えなきゃならない。」

優日「火炎入道だね」

真樹「フレイムじゃない?」

福太郎「松岡修造」

悠「炎の魔物と精霊をチョイスしない!」

ともき「ひとり人間いただろ」

稲葉「クスクス」

悠「ニン……ゲン?」

ともき「なんで急に知能を失ってるんだよ」

優日「元からそんなにないよ!」

悠「性知識は豊富ですがなにか(キリッ)?」

ともき「忘れちまえ」

悠「忘れない……他の何かを失ってもこの知識だけは絶対に!!」

福太郎「さっきから部分部分はカッコええんやけどね。」

真樹「中身がまるでダメ」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!甲斐と呼ばれていた都道府県は?」

稲葉「顔無し」

福太郎「首なし無し」

真樹「落ち無し」

優日「アイアム月見里!」

ともき「山梨」
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