ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(7/18/夜)ー

悠「なんか暑いなぁ。」

ともき「なんかじゃなくて確実に暑い」

悠「涼みたいなぁ。」

摩耶「具体的に」

悠「ええと、涼むといえばホラー。」

マリア「分かりました」
スッ

悠「なにが分かった。携帯を置け。おらっ、なにが分かったのか言ってみろ!」

マリア「ホラーっていえばお熊さんのすっぴんかなって。」

悠「死人が出るだろ!」

ともき「お前ら酷いな」

悠「じゃあ、ともきは見たいか?」

ともき「見たい見たくないなら、見たくないし、見るもんじゃないだろ」

真樹「お化粧は顔の服みたいなもんだからね。つまりすっぴんという裸は見せるものじゃないんだよ。」

悠「お前も化粧してる?」

真樹「そりゃ少しは」

悠「よし、アルコールもってきてくれふき取ってやる。」

真樹「そんなお肌の荒れるやり方は嫌!!」

悠「そっちかよ」

マリア「立派な心構えじゃないですか」

福太郎「化粧いうたらお仙もやるで」

悠「マジで?」

福太郎「顔色悪いんをちょっと誤魔化すためにな。本人は死に化粧!ってドヤ顔でいうけど。」

悠「その手のお化けギャグとかマジうらやましい」

ともき「うらやましいって…」

マリア「死にますか?」

悠「あー?」

マリア「悠さんなら五分ぐらいしたら蘇生しますよね?」

悠「お前キリストでも3日かかってんのに、五分はきついわ」

ともき「そうじゃねぇだろ。」

金剛「心停止からの救命率でどんぐらいだ?」

摩耶「一分遅れるごとに7~10%さがっていって10分越えたら大抵は助からないね。」

マリア「今までは救急車が来るまでに10分はかかってたから助からなかった場合が多かったらしいですけど最近はAEDが近くにあることが多いのでだいぶ違うらしいですね。」

悠「おれは一分あれば赤龍剄を叩きこめる」

ともき「……それ大丈夫なのか?」

悠「アバラは覚悟してほしい」

真樹「まぁ、心臓マッサージすると大抵の場合はヒビいったり折れたりするから蘇生できるならセーフじゃない?」

悠「蘇生はではきる。実際おれは何度か道玄のおっさんに蘇生されてるから」

ともき「実体験かよ」

悠「幸いアバラはいってない」

福太郎「なかなかホラーな話やな」

真樹「一応臨死体験の話なのかな?」

悠「死にかけてるってだけならおれより摩耶の方が経験豊富だろうけどな」

摩耶「イエイ!」

ともき「そんな笑顔で…」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!群馬県の県庁所在地は?」

マリア「右端」

真樹「左端」

金剛「後端?」

福太郎「かずら橋」

摩耶「夫婦箸」

ともき「前橋」
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