ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(7/16/夜)ー

悠「あぢー、この暑さ。むせる」

マリア「コブラかな?」

悠「コブラじゃねぇ!ボトムズだ!!」

ともき「わかんねぇ」

悠「装甲騎兵ボトムズ」

ともき「いや、正式なタイトルいわれてもピンっと来ないから」

悠「泣けるぜ」

ともき「……流れ的にそれもボトムズか」

福太郎「今のはバイオのレオンやね。」

ともき「わっかねーわ!」

吉音「そんなことより暑いよね。甘い物とか食べたいよね。」
ズイッ
悠「おや?なぜだろう。圧を感じる。」

マリア「作れっていってるんですよ。わかれよー!」

悠「わかっていた、わかっていたのに!!」

想「あ、分かってはいたんですね。」

悠「分かってましたわよ。そりゃもう、ラジオの時からわかっていましたわ!」

ともき「なんでおねえ言葉になってんだよ」

悠「なってますん!」

ともき「なってんだよ」

マリア「どっちだよじゃなかった。」

悠「臨機応変だぜっ!」

ともき「お前が言うセリフじゃない」

悠「じゃあ……福ちゃんどうぞ」

福太郎「臨機応変やでー」

悠「やでー」

マリア「やでー」

「「「やでー!」」」

吉音「なにそれ、楽しそう!」

ともき「共鳴すんな、カエルかお前ら」

悠「カエルって可愛いよな。ヤドクガエルとか超飼いたい」

吉音「毒蛙?」

悠「ヤドクガエル。赤に青とか、青に黒とかのカラーリング蛙見たことない?」

吉音「テレビとかである」

悠「アレだ。」

想「ですが、吉音さんが言った通り毒を持っていますよね。飼育は可能なんですか?」

福太郎「先住民がフキヤガエルの内の数種から毒を抽出して吹き矢に塗って矢毒として、狩りに使っとったことが名前の由来になっとるね」

マリア「チタタプ、チタタプ」

ともき「それはアイヌの方だ。」

悠「できるかできないかでいえばできるし、カエルのなかには飼育が簡単で繁殖まで持ってける種もいる。けどヤドクガエルを飼育するには飼育環境を整えるのが他の両生類・爬虫類に比べて難しいな。ヤドクガエルの中には非常に縄張り意識の強い種類もいるから生体のサイズが6cm程度のペアでも60cm規格の水槽など大型のものが必要になる。飼育ケージというよりはビバリウムといった方が適しているかもな。」

吉音「バリウム?」

ともき「それは胃のレントゲンを撮るときに飲むものだ。」

悠「ビバリウムはテラリウムの一種で……いわゆる生体の生息環境を再現した飼育施設のことだ。」

吉音「……ほー」

悠「わかってないな…。まぁいいや、はい、小鳥遊お勉強問題!茨城県の県庁所在地は?」

マリア「納豆!」

想「水戸ですね。」

吉音「ミッキー?」

悠「そうだ。光姫さんだ。」

ともき「おいおい」

マリア「そうだって言い切りましたね。」

福太郎「水戸黄門いうたら水戸やもんな。」
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