ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】4
ー小鳥遊邸(悠の部屋)ー
翼「悠の家ってはじめてきたけど広いな。っか、すごい部屋だな本棚とガラスケースで埋められてて…」
悠「ボロイけどな。さて、どうして翼だけ残されたかわかってるよな」
翼「まぁ…だいたいは」
悠「だいたいじゃないだろ」
翼「えと、悠もしかして怒ってるか?」
悠「怒っては無いが機嫌はよろしくない。」
翼「怒ってんじゃん…」
悠「言いたくないがまず、お前人良すぎ。無謀すぎ。考えなさすぎ。」
翼「がんがん言ってるじゃん!」
悠「はっきり言わなきゃ伝わらないこともある。特にお前みたいな根っからの善人バカにはな。」
翼「っ…あ、あのなぁ!!お前だって人のこと言えるのかよ!無茶ばっかりしてんだろ!!」
悠「さぁ…何のことやら。第一、翼俺がなにの無茶したっていうんだ?」
翼「それは…トラブルシュートとか」
悠「単なる噂だろ。俺じゃないよ。」
翼「嘘だろ!」
悠「嘘でもホントでもはっきりとした確証はないだろ?」
翼「くっ…理詰めじゃかてねぇ……。けど、じゃあお前は目のまえで困ってる人がいてほっておけるのかよ。」
悠「できる。俺は善人でも聖人でもない。」
翼「そんなこというやつとは思わなかったよ…。」
悠「そうか。そりゃ、悪かったな。けどな俺は自分の言ってることに間違いはないと思ってる。」
翼「このっ…」
悠「どしたよ。胸ぐらつかんで終いか?」
翼「なんなんだよ!!俺はなにか間違ってるって言うのかよ!!」
悠「そんなこと誰も言ってないだろ。」
翼「え…っ?」
悠「確かにお前は偉いよ。自分の身を挺してでも人を守ろうとするその事は凄いと思うし尊敬できる。けどな…翼、かばうと守るの正義は一緒じゃない。本当に正義ってのを誰かを守りたいなら、自分を傷つけずそいつを救ってやれ。傷だらけになって守ってもらった相手は無傷でも……そのお前の姿を見て心が傷つかないと思うのか?」
翼「それは……」
悠「まぁ、俺は偉そうなこと言えるような人間じゃないけどさ。少なくともお前が傷ついてるの見て嬉しくもなんとも思わないからな。」
翼「…………ごめん。迷惑掛けた。」
悠「バーカ。俺になんも言わなくていいから楓たちにいってやれ。「いつも心配かけてごめん。ありがとう」って。そんなんじゃいつか愛想尽かされるぞ」
翼「なっ…」
悠「それともうひとつ、俺は迷惑なんて色んなやつで慣れてるからいいけどよ。だけど脊髄反射的に突っ走るのは少しずつでいいから止めろ。お前の場合前しか見てないから無茶するんだ。一回止まって冷静に現状を確認しろ。返事は?」
翼「あ、あぁ……わかった。」
悠「よし、ならとりあえずこの手離してくんね?」
翼「あ、悪い。」
悠「いいよ。今からボコボコに殴るから」
翼「はいぃ?」
悠「冗談だ。」
翼「心臓に悪い…。っか、悠だって人助けが趣味なんだろ。」
悠「アホか。俺はめんどくさいのが嫌いなんだ。崇にハメられるか成り行きじゃなきゃするわけ無いだろ。」
翼「悠の家ってはじめてきたけど広いな。っか、すごい部屋だな本棚とガラスケースで埋められてて…」
悠「ボロイけどな。さて、どうして翼だけ残されたかわかってるよな」
翼「まぁ…だいたいは」
悠「だいたいじゃないだろ」
翼「えと、悠もしかして怒ってるか?」
悠「怒っては無いが機嫌はよろしくない。」
翼「怒ってんじゃん…」
悠「言いたくないがまず、お前人良すぎ。無謀すぎ。考えなさすぎ。」
翼「がんがん言ってるじゃん!」
悠「はっきり言わなきゃ伝わらないこともある。特にお前みたいな根っからの善人バカにはな。」
翼「っ…あ、あのなぁ!!お前だって人のこと言えるのかよ!無茶ばっかりしてんだろ!!」
悠「さぁ…何のことやら。第一、翼俺がなにの無茶したっていうんだ?」
翼「それは…トラブルシュートとか」
悠「単なる噂だろ。俺じゃないよ。」
翼「嘘だろ!」
悠「嘘でもホントでもはっきりとした確証はないだろ?」
翼「くっ…理詰めじゃかてねぇ……。けど、じゃあお前は目のまえで困ってる人がいてほっておけるのかよ。」
悠「できる。俺は善人でも聖人でもない。」
翼「そんなこというやつとは思わなかったよ…。」
悠「そうか。そりゃ、悪かったな。けどな俺は自分の言ってることに間違いはないと思ってる。」
翼「このっ…」
悠「どしたよ。胸ぐらつかんで終いか?」
翼「なんなんだよ!!俺はなにか間違ってるって言うのかよ!!」
悠「そんなこと誰も言ってないだろ。」
翼「え…っ?」
悠「確かにお前は偉いよ。自分の身を挺してでも人を守ろうとするその事は凄いと思うし尊敬できる。けどな…翼、かばうと守るの正義は一緒じゃない。本当に正義ってのを誰かを守りたいなら、自分を傷つけずそいつを救ってやれ。傷だらけになって守ってもらった相手は無傷でも……そのお前の姿を見て心が傷つかないと思うのか?」
翼「それは……」
悠「まぁ、俺は偉そうなこと言えるような人間じゃないけどさ。少なくともお前が傷ついてるの見て嬉しくもなんとも思わないからな。」
翼「…………ごめん。迷惑掛けた。」
悠「バーカ。俺になんも言わなくていいから楓たちにいってやれ。「いつも心配かけてごめん。ありがとう」って。そんなんじゃいつか愛想尽かされるぞ」
翼「なっ…」
悠「それともうひとつ、俺は迷惑なんて色んなやつで慣れてるからいいけどよ。だけど脊髄反射的に突っ走るのは少しずつでいいから止めろ。お前の場合前しか見てないから無茶するんだ。一回止まって冷静に現状を確認しろ。返事は?」
翼「あ、あぁ……わかった。」
悠「よし、ならとりあえずこの手離してくんね?」
翼「あ、悪い。」
悠「いいよ。今からボコボコに殴るから」
翼「はいぃ?」
悠「冗談だ。」
翼「心臓に悪い…。っか、悠だって人助けが趣味なんだろ。」
悠「アホか。俺はめんどくさいのが嫌いなんだ。崇にハメられるか成り行きじゃなきゃするわけ無いだろ。」