ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(7/4/夜)ー

悠「だるい」

ともき「は?」

悠「この熱気、湿度、すべてがおれから大事なものを奪っていく!!」

優日「悠の大事な物……股間?」

福太郎「大事やろうけど奪われるもんちゃうやろ。恐らく」

神姫「そんな汚い物は無くなった方がいいわ」

悠「汚くないよ!綺麗だよ!」

ともき「いや、きれいなもんではないだろ。」

真樹「男の子にとっては大事なものだからね。」

優日「たかまきちゃんにとっては?」

真樹「男の娘は股間がポイントですから!」

ともき「力強く何言ってんだ」

悠「っか、だて巻きってなんだ」

優日「卵に白身魚のすり身を加え、甘く味つけして厚く平らに焼き、渦巻き状に巻いた料理に決まってんだろ!いい加減にしろ!」

悠「なぁんで怒られてんだろ」

ともき「たかまきってなんだ、だろ」

優日「小鳥遊真樹(たかなしまき)だからたかまき。そこそこ可愛いでしょ」

神姫「そこそこでいいわけ?」

真樹「全面的に可愛い方がもちろんいい」

悠「モロチン?」

神姫「……」
パァン!
悠「ぎぃやっ!」

福太郎「顔面に平手……ではないか?」

優日「手を広げて叩きつけた、かな?」

真樹「どっちにしろ顔を真正面から叩かれって見てるだけで痛い」

ともき「慣れてるから」

悠「慣れて……いや、慣れてねぇわ!」

福太郎「一瞬考えた?」

悠「殴られることは多いけどぶっ叩きはそこまで多くないから」

ともき「普通は一回もそんな経験はしないんだけどな」

悠「経験豊富な男といってくれていいぞ」

マリア「どういう意味なんですかねぇ」

悠「そりゃもうアダルトな意味だよ!がはははっ!」

神姫「もう一発いっといた方がいいかしら」

ともき「拳でもいいですよ」

悠「やめれぇっ!」

神姫「……」
ブンッ!
バッ!
悠「なんの見切っている!」

神姫「……」
クンッ、バヂィン!
悠「ぐぇほっ゛!」

福太郎「軌道が可変したなぁ。」

真樹「胸にいったね。」

優日「顔と胸どっちがきついかな。」

ともき「心臓があるし胸だろ……現にさっきまでならもう平然としてたけど、今はまだのたうってる。」

悠「か、かふー、かふー…死ぬかと思った!心臓が止まったらどうしてくれる!」

神姫「ADEしてあげるわよ」

悠「あ、ありがとうございます……。はい、小鳥遊お勉強問題!第三回選挙法改正アイルランド自治法の成立などをさせた自由党の首相は?」

優日「グラードン」

真樹「ブランド?」

福太郎「グラインダー」

神姫「グラッドストンよ」

ともき「ですね。」
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