ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(6/28/夜)ー

悠「暑くてやってられまへんわぁー。」

摩耶「縄とか使う?」

悠「それ人生が終わっちゃうパターンだから」

マリア「いや、使い方を聞いてみないとまだ分かりませんよ。縄で涼しくなる手があるのかもしれません。」

悠「マジか、じゃあちょっと使い方を聞いてみようかな」

摩耶「縄をね、首にかけて……」

悠「ああ、ダメだ。ずっと冷たくなるのはNGだ」

マリア「いやいや、まだ首にかけただけですから、ここからまた一味違うかもしれないじゃないですか」

悠「マジかー…。じゃあ、続きを聞いてみようか」

摩耶「縄の端を両手で持ってクロスさせてギーーっと力いっぱい引っ張る」

悠「ぎぇーってバカ野郎!首吊りより辛いじゃねぇか!」

ともき「なにやってんだか」

真樹「自前の首絞めプレイじゃない?」

悠「おれはそんなマゾではない!でも、眠れない夜はチョークで落とされたいと思うときは多々ある。」

金剛「それはヤバい発想だろ」

悠「上手いやつなら、キュッコロンだろ?」

摩耶「そのまま目覚めない場合もあるけどね。」

マリア「たいして縄のパターンと変わらないじゃないですか」

悠「苦しみが違う。プロは一瞬で終わる」

ともき「いや、その一瞬で命も終わるから」

悠「……あれ?」

真樹「死にたいの?」

悠「死にたくない!死にたくなぁい!」

摩耶「ダメギさんは血を抜かれた後、埋められてどうぞ」

福太郎「リスクを負わんのが信条のダメギさんが何でワシズさんとかいうバケモンと麻雀やったんやろか」

悠「リスクマネジメント失敗ってことだ」

福太郎「なるほどなー」

真樹「なんの話?」

マリア「賭け麻雀はよくないって話です」

悠「すごいなまったく間違っちゃいない」

ともき「間違ってないのか…」

福太郎「鉄骨渡りとか、Eカードも危険やね」

悠「おれなら一発目から皇帝を出す」

マリア「なら私は奴隷を出します!」

摩耶「マリアちゃんの勝ち」

悠「いやいや、ちょっと待っておかしくない?」

マリア「一発目から皇帝を出すんですよね?」

悠「出すけども、それは勝負の雰囲気を読んでのものであって……」

マリア「その雰囲気で悠さんが皇帝を出すと読み切って私は奴隷を出すわけですよ。文句あります?」

悠「おれが完全に読み負けてるってことだから文句は多々ある。はい、小鳥遊お勉強問題1851年、世界で最初の万国博覧会はどこで開催されたか?」

真樹「ウチかな」

マリア「やだスゴイ…」

金剛「いやいや…」

摩耶「月の石とか見たいもんなのかな」

福太郎「ピッピでも進化させるきちゃう?」

ともき「ロンドン」
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