ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】4
ー小鳥遊邸(和室)ー
悠「飯のさそい断っちゃったから今日は俺がご馳走するから家に来てくれ……って、確かにいったけど」
ともき「説明口調でどした?」
翼「?」梓「?」
紅「?」優日「?」
悠「優日と紅はどうしている」
紅「最高最強のフルコースを食べるためにいる。」
優日「至高にして究極の食を求めにきた。」
悠「グルメ界にでも行ってこいや。お前ら。」
優日「フグクジラが食べたいな。」
紅「俺イチゴ飯」
悠「ねぇよ。」
ともき「骨付きコーン」
梓「ロースバナナ」
翼「ハム貝」
悠「むしろ、俺が喰ってみたいわ!!」
ともき「冗談はこのくらいにして今日は何をご馳走してくれるんだ。」
悠「究極にして至高……とはかけ離れた料理、精進料理だ。」
梓「坊さんとかが喰うやつか?」
悠「そ、例のごとく梔姉さんから新鮮な野菜をたっぷりいただいたんでな。たまには料理を作ったわけだ。」
ともき「だから今日は和室で、悠の格好が甚平なのか」
悠「雰囲気作りも料理を楽しむひとつだからな。ゆっくりと食べてってくれ。」
翼「手伝うか?」
悠「今日は全部俺がやる。っか、けが人は今は大人しくしてろ。」
ともき「そういや、なんで翼、怪我してんだ?」
翼「ちょっとな…刃物的なものがかすって…」
ともき「は?」
悠「まぁ…気にするな。まずはこれをどうぞ」
梓「なにこれ、お湯…?」
悠「梅湯だ。ひと肌より少し高めのお湯に梅の風味をつけてる。」
翼「ズズっ……ちょっと酸味があって梅の香りがいいな。」
悠「食前酒かわりだ。胃を温めて拡張させて酸味で食欲と唾液を増幅させる。じゃ、料理運ぶか……」
小鳥遊悠流精進料理メニュー
・細切り大根、きゅうり、ニンジンの酢の物
・白菜とほうれんそうのみぞれ鍋
・おでん(大根ときんちゃくとこんにゃく)
・サツマイモの味噌汁
・ごま豆腐の味噌だれかけ
・ししとうと豆腐の串あげ
・タケノコご飯
・梅干しときゅうりの漬物
ともき「本格的だな。これ全部作ったのか?」
悠「味噌だれからきんちゃくまで全部手作り。食事開始したらお茶はこっちをのんでくれほうじ茶だ。消化を助けてくれる。」
紅「うん、このおでん超しみててうまい。」
優日「タケノコご飯とサツマイモのお味噌汁組み合わせが素晴らしいね。どんどん食べれちゃう」
翼「タケノコも軟らかい……凄くうまいよ」
梓「っ……ぱぁ!!この梅干し酸っぱ!自家製?」
悠「そだな。梅干しと漬けものは俺が漬けたやつ。俺の家の味、っか俺の味だ。」
ともき「酢の物が箸やすめを超えた箸やすめだな……ゆっくりゆっくり味わえる。」
悠「おかわりは自由にいえよ。たくさん作ったから」
ともき「じゃあ、遠慮なくこの酢の物もらえるか」
優日「スープも飲んじゃお……うっーー…酢っぱおいし!私も酢の物おかわり。」
悠「はいはい。」
翼「みぞれ鍋、この甘みと大根おろしがいい感じだ。ごま豆腐は、ごまの香りと味噌の味が完璧に料理にあっててうまい」
梓「あー……すごい満足感だ。なのに喰い終わってしまった残念感もある。」
悠「じゃ、デザートにフで作ったラスクを出してやる。あと熱い緑茶は玉露だ。」
優日「わぁこれフなんて言われなきゃ気付かないよ。きな粉と緑茶がまた合うし。」
悠「どうだ?うまかったか?」
「「「ごちそうさまでした。」」」
悠「おう、お粗末さん。さて、洗い物してくるか…」
ともき「手伝うよ。」
翼「あ、俺も」
悠「翼はいいから休んでろ。ちょっとあとで話しあるし」
翼「?」
ー台所ー
ともき「っで、なんでそんな機嫌悪い?」
悠「ぁん?悪くねぇよ。」
ともき「知ってたか?悠って嘘つくとき首をかく癖があるって」
悠「え?」
ともき「嘘だ。」
悠「4月1日だからってやってくれたな…」
ともき「普段ならこんな嘘かかんないだろ。」
悠「お前さんにゃ負けたよ。ちょっと昨日色々ありましてな。仕方ないから世話を焼いてやろうかと…」
ともき「そか。ま、無茶はするなよ。」
悠「飯のさそい断っちゃったから今日は俺がご馳走するから家に来てくれ……って、確かにいったけど」
ともき「説明口調でどした?」
翼「?」梓「?」
紅「?」優日「?」
悠「優日と紅はどうしている」
紅「最高最強のフルコースを食べるためにいる。」
優日「至高にして究極の食を求めにきた。」
悠「グルメ界にでも行ってこいや。お前ら。」
優日「フグクジラが食べたいな。」
紅「俺イチゴ飯」
悠「ねぇよ。」
ともき「骨付きコーン」
梓「ロースバナナ」
翼「ハム貝」
悠「むしろ、俺が喰ってみたいわ!!」
ともき「冗談はこのくらいにして今日は何をご馳走してくれるんだ。」
悠「究極にして至高……とはかけ離れた料理、精進料理だ。」
梓「坊さんとかが喰うやつか?」
悠「そ、例のごとく梔姉さんから新鮮な野菜をたっぷりいただいたんでな。たまには料理を作ったわけだ。」
ともき「だから今日は和室で、悠の格好が甚平なのか」
悠「雰囲気作りも料理を楽しむひとつだからな。ゆっくりと食べてってくれ。」
翼「手伝うか?」
悠「今日は全部俺がやる。っか、けが人は今は大人しくしてろ。」
ともき「そういや、なんで翼、怪我してんだ?」
翼「ちょっとな…刃物的なものがかすって…」
ともき「は?」
悠「まぁ…気にするな。まずはこれをどうぞ」
梓「なにこれ、お湯…?」
悠「梅湯だ。ひと肌より少し高めのお湯に梅の風味をつけてる。」
翼「ズズっ……ちょっと酸味があって梅の香りがいいな。」
悠「食前酒かわりだ。胃を温めて拡張させて酸味で食欲と唾液を増幅させる。じゃ、料理運ぶか……」
小鳥遊悠流精進料理メニュー
・細切り大根、きゅうり、ニンジンの酢の物
・白菜とほうれんそうのみぞれ鍋
・おでん(大根ときんちゃくとこんにゃく)
・サツマイモの味噌汁
・ごま豆腐の味噌だれかけ
・ししとうと豆腐の串あげ
・タケノコご飯
・梅干しときゅうりの漬物
ともき「本格的だな。これ全部作ったのか?」
悠「味噌だれからきんちゃくまで全部手作り。食事開始したらお茶はこっちをのんでくれほうじ茶だ。消化を助けてくれる。」
紅「うん、このおでん超しみててうまい。」
優日「タケノコご飯とサツマイモのお味噌汁組み合わせが素晴らしいね。どんどん食べれちゃう」
翼「タケノコも軟らかい……凄くうまいよ」
梓「っ……ぱぁ!!この梅干し酸っぱ!自家製?」
悠「そだな。梅干しと漬けものは俺が漬けたやつ。俺の家の味、っか俺の味だ。」
ともき「酢の物が箸やすめを超えた箸やすめだな……ゆっくりゆっくり味わえる。」
悠「おかわりは自由にいえよ。たくさん作ったから」
ともき「じゃあ、遠慮なくこの酢の物もらえるか」
優日「スープも飲んじゃお……うっーー…酢っぱおいし!私も酢の物おかわり。」
悠「はいはい。」
翼「みぞれ鍋、この甘みと大根おろしがいい感じだ。ごま豆腐は、ごまの香りと味噌の味が完璧に料理にあっててうまい」
梓「あー……すごい満足感だ。なのに喰い終わってしまった残念感もある。」
悠「じゃ、デザートにフで作ったラスクを出してやる。あと熱い緑茶は玉露だ。」
優日「わぁこれフなんて言われなきゃ気付かないよ。きな粉と緑茶がまた合うし。」
悠「どうだ?うまかったか?」
「「「ごちそうさまでした。」」」
悠「おう、お粗末さん。さて、洗い物してくるか…」
ともき「手伝うよ。」
翼「あ、俺も」
悠「翼はいいから休んでろ。ちょっとあとで話しあるし」
翼「?」
ー台所ー
ともき「っで、なんでそんな機嫌悪い?」
悠「ぁん?悪くねぇよ。」
ともき「知ってたか?悠って嘘つくとき首をかく癖があるって」
悠「え?」
ともき「嘘だ。」
悠「4月1日だからってやってくれたな…」
ともき「普段ならこんな嘘かかんないだろ。」
悠「お前さんにゃ負けたよ。ちょっと昨日色々ありましてな。仕方ないから世話を焼いてやろうかと…」
ともき「そか。ま、無茶はするなよ。」