ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(6/26/夜)ー

悠「居酒屋の立てこもりすげぇな」

マリア「上半身裸で刺青はいっててナイフ片手に酒瓶投げるって任侠映画ですか?」

ともき「まともじゃないな」

悠「まともじゃないのならその辺にごろごろいるけどな。こことか、あっちとか」

雲水「がはははっ!」
メキキッ!
悠「痛い痛いたいたいたいたいっ!!」

福太郎「あの刺青、色は入ってなかったな」

悠「痛さに耐えかねて逃げたんじゃんね?」

道玄「今のお前みたいにか」

悠「理不尽な暴力からは逃げて当然!!」

ともき「余計なこと言うからだろ。」

悠「真実だよ」

真樹「その真実が余計なことだってことだよ」

悠「難しいな…」

マリア「難しがらなくてもいいじゃないデスか、どうせ口を滑らせて痛い目を合うのは自分なんですから。」

悠「なるほど、なにもよくないということを理解した。」

マリア「理解しないということを理解しなかったんですか……残念です」

悠「スタンド使いはスタンド使いとひかれあうってことは理解した。」

ともき「なんの話してんだよ」

悠「ジョジョ」

ともき「聞いた俺がバカだった」

悠「人生、そんなときもあるから気にすんな」

ともき「……」

真樹「今どんな気持ち?」

ともき「人生でこれほど自分の手で人をぶん殴りたいと思ったことはない」

悠「落ちつけー!落ち着くのだー!殿中でござる、殿中でござるぅぅっ!わんわんにゃーっ!」

道玄「……やかましい」
ゴキッ!
悠「い゛っ!」

マリア「ワザマエ」

真樹「曲がっちゃいけない角度まで曲がってたような気がするけど」

雲水「ねじ切れてにきゃセーフだ」

悠「バッカやろぉっ!首ぃは!やみろっ!ホントに!死ぬんじゃうっ!」

道玄「……」

悠「むしぃかい!」

ともき「日本語が変になってるぞ」

悠「急にゴキッてされて脳がぐわんわんになったせいだ。」

マリア「なんかプルプルしてるプリンを想像しました」

真樹「そんないい物じゃないでしょ」

悠「じゃあ、めちゃくちゃ精巧に作った脳味噌ゼリー」

真樹「気持ち悪い」

悠「でも味は最高」

真樹「いや、気持ち悪いから」

悠「ハンニバルごっこできるぞ?」

真樹「したく、ないしっ!!」

ともき「どこまで食い下がる気だよ…」

福太郎「やけど、あるよなやたらリアル再現したグロ食品。」

悠「目玉ゼリーとか、指ソーセージとか、猿の脳みそとか」

ともき「最後のはガチだろ」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!19世紀後半のイギリス全盛期の女王といえば?」

マリア「ヴィクトリードラゴン!」

真樹「ヴィレッジバンガード」

福太郎「ヴィラン」

道玄「……女王はどうした?」

雲水「がはははっ!」

ともき「ヴィクトリア女王」
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