ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(6/22/夜)ー

悠「眠い!!」

ともき「帰って寝たらいいだろ」

悠「いや、感覚としては眠いんだけど、ななんか目がさえてるんだよ」

ともき「「な」が多い」

真樹「よくそういう小ボケに気付けるね。」

マリア「ツッコミの年季とレヴェルが違いますから」

ともき「そんなもの培っちゃいない」

悠「嘘ちゅき~」
ぐりぐり
ともき「今すぐ指を退けないとへし折るぞ」

悠「だが断る!」
ググググッ!
ともき「……」

福太郎「さらに押し込んだなぁ。」

マリア「引かぬ媚びぬ顧みぬ」

ともき「じゃあ、折るぞ」
グニィッ
悠「痛い痛い、それ以上はよくないホントにポキッちゃうー!

マリア「人間には215本も腕があるの、1本くらいなによ!」

福太郎「ターミネーター2やね」

悠「言ってることは確かなんだけど、やっぱり指の骨とか折れたら痛いし」
ググッ
ともき「なにがムカつくって指一本で抵抗してくるところなんだよ。」

マリア「横腹とかつついたら力抜けるんじゃないですか?」

真樹「こそばしてみようか」

悠「左手一本あれば殴れるからな」

マリア「誰か棒、先端がとがった棒持ってきて」

真樹「つまりは槍」

福太郎「話し合いでの解決でもええんやで」

悠「いいこといった、いったよー、今福ちゃんいいこといった!」

ともき「っていうか、もうとっくに離してるんだからいいだろ。」

悠「もっとおれを掴んで安心してくれてもいいんだよ」

ともき「……」

悠「無視して携帯弄ってやがる。女子高生かよ!」

真樹「女子高生に限ったことではないと思う」

マリア「悠さんもいつかはゆうなちゃんとゆえちゃんに無視され続けるんですよ」

悠「そんなことねぇし。そんなことねぇし!!」

ともき「ガチギレすんなよ」

福太郎「んー、まぁ、女の子はなぁ。」

悠「うちの娘はお父さんのことが大好きだから毎日トーク&トークだよ!」

ともき「意味が分からん」

真樹「お小遣いのおねだりと食事の催促とかかな」

悠「それもある。」

ともき「あるんかい」

悠「それでも大好きだから」

マリア「頑なに大好きだと言い張りますね」

悠「事実だからな」

ともき「どっからその自信が湧いてきてるんだか……」

真樹「そう思わないとやっていけないほど追い込まれてるとか」

悠「ひとを心の病気みたいな扱いするんじゃない!はい、小鳥遊お勉強問題!ルイ18世がフランス王となったので、何朝の復古王政になったか?」

優日「ルマンド」

真樹「ホワイトロリータ」

福太郎「ルーベル」

悠「ばあちゃんち仏壇とかに供えてそう」

ともき「ブルボン朝」
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