ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(6/18/夜)ー

悠「三本、いや、二本かな。」
スッスッ

ともき「なんの動きだそれ」

悠「胸の谷間に手を通す動き。指二本の方が触れる面積は少ないけどより圧をしっかりと感じられる気が済んだ打がどう思う?」

ともき「爪が割れるかささくれになれって思う」

悠「あらやだ怖い」

福太郎「普通に手刀の形いうか手のひら全体でスラッシュしたらあかんの?」

悠「それは気づかれるかなって」

ともき「指二本でも気づかれるからな。」

悠「それを気づかせないスピードでいくんだよ。」
ひゅんひゅん

優日「……乳肉がこすれて火傷しそう」

悠「ああ、それはいかんな。乳を傷つけていいのはSMだけだ。」

ともき「黙れよ」

悠「わかった、素直に揉むとしよう」
わきわき

ともき「いがぐりでも揉みしだいてろ。」

悠「んー、ハリネズミぐらいで勘弁してくれ」

真樹「ハリネズミの針って痛くないの?」

悠「缶なら貫けるぐらい痛いぞ」

福太郎「マジで?」

悠「マジマジ。でも、可愛いから多少血まみれになっても抱き上げれる。」

ともき「それ、ハリネズミが迷惑だろ」

優日「ハリネズミ可愛いんだ」

悠「可愛いだろ」

優日「ネズミは嫌いかと思ってた」

悠「モノによる。いいか、モノによる!!」

ともき「そんなに力強く言わなくていい」

悠「ちなみにおれの中でランクの高いねずみは子住三姉妹かな。」

ともき「それはねずみじゃねぇから!」

優日「要するに美少女ならなんでもいいと」

悠「なんでもじゃないが大抵は許される。むしろ、許す。」

真樹「つまり、僕は許される側だと」

悠「ハンッ!」

真樹「ムカつくわぁ。」

優日「照れ隠しだよ、きっと」

真樹「照れ隠しであんなゲスな顔するなら、僕は好かれたくないよ」

悠「誰の顔がゲスイだ!」

ともき「……」
福太郎「……」
優日「……」
真樹「……」

悠「はい、目をそらしたひと達はいっぱつ殴っていきます。」

ともき「じゃあ、面と向かってゲスイっていえばよかったのか」

悠「ゲスくないって選択肢は?」

真樹「ハンッ!」

悠「……」
ガシッ!メキキッ!
真樹「痛い痛い!頭掴まないで!痛いから!」

悠「おれだって本当は乳か尻を掴みたいんだよ!」

ともき「しるかボケ」

優日「なに溜まってんの?欲求不満?」

悠「男はいつでも溜まってるし欲求不満だよ」

ともき「男をひとくくりにすんな」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!ナポレオンによる戦争の戦後処理のために1814~1815年まで開催された会議といえば?」

優日「ウィンナー」

福太郎「ウィンナーコーヒー」

真樹「ウェディングプランナー」

ともき「ウィーン会議」
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