ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(6/17/夜)ー

悠「はぁ……暑いな」

ともき「ここ二日ばかり凄い晴れてるもんな」

福太郎「カレーとか作れんなぁ。」

恋「というか、暑いのだから冷たいものを食べればいいじゃろ。」

悠「モズクとか」

恋「それ「だけ」は嫌じゃ」

悠「氷砂糖」

恋「アホか!」

優日「そして氷砂糖っていうけど冷たいわけじゃないっていうね。」

悠「だったら冷やせばいいだろ!」

ともき「いや、冷やしたところで……」

真樹「氷砂糖で梅とかつけてジュースにしよう」

優日「ブルーベリーとかでもいいね。」

悠「梅は梅干しにするべきだろ。」

福太郎「悠は梅干しも手掛けとるんやね。」

悠「すっぱいのが大好きだからな。市販のものはどうも酸っぱさが足りない。」

優日「妊娠してるの?」

悠「ぽこぺんぽこぺん……」

福太郎「んっ、口から卵産む気やで」

ともき「どこのピッコロだ」

悠「まぁ、頑張ってもゆで卵ぐらいしか出せないけどな。」

ともき「茹で卵は出せるのか」

悠「もちろん飲み込む準備はいるけど」

恋「やめんか!」

真樹「梅干しって美容にもいいよね。」

優日「焼酎にも合う」

悠「やっぱり白飯だろ。飯と梅干しと梅干しと味噌汁」

ともき「なんで梅干しを二回いった」

悠「二粒……ほしかったねん。」

福太郎「ええんやで」

悠「わちき、許された。」

優日「いや、私は許さないよ。地獄の底まで追い詰めて公開させるよ。」

福太郎「梅干し二個で地獄の底まで追い詰められるんや。」

悠「バカな、厳しすぎる!」

優日「食べ物の恨みって怖いんだよ。」

悠「っか、別にお前から奪ってるわけじゃないんだが。」

優日「いやいや、まずは私に食べ物を譲歩するべきでしょ?」

悠「何様だ!」

恋「別に食べ物が枯渇している時代でもなし、仲良く好きな物を食べればエエじゃろ。」

悠「おばあちゃん…」

恋「誰がじゃい!」

悠「好きなもの食べればいいっていってもやたらパフェとかケーキとか食べたがるのやめろよ。」

恋「食べたがって何が悪い!」

真樹「女の子はお菓子で出来てるんだよ!」

優日「えっ?」

ともき「色々と渋滞してるんだが」

悠「日曜だしな」

ともき「そうじゃない。」

悠「違う違う、そうじゃない、そうじゃなぁーい。」

ともき「うるせぇっ!」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!セントヘレナ島は現在のどこの国の領土か?」

優日「ウナギのゼリー寄せ」

福太郎「パンにケチャップかけて焼いたもん」

真樹「スコーン」

恋「食欲がそがれるのと喉が渇きそうなのと……」

ともき「イギリス」
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