ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(6/10/夜)ー

悠「スタイリッシュエロスが見たい…」

ともき「……」

悠「なんならスタイリッシュ抜きでもいい」

ともき「はぁ……」
パコォン!
悠「今どっからスリッパだしたの?」

福太郎「めっちゃええ音したな」

真樹「ハリセン、ステンレス缶もいいけど、ツッコミといえばスリッパ」

福太郎「ええ音したな」

悠「叩いてるものがおれの頭だしな」

マリア「スカスカだから音が響くんですね。」

悠「ヘッドソバット」
ゴンッ!
マリア「ぎぃぇぁっ!」

ともき「ひっどい悲鳴だな」

悠「安心しろみねうちだ」

真樹「頭突きのみねうちって何さ」

悠「本気でやってたら額ぐらい割れてるってことだ。」

マリア「うっううっ……」

真樹「大丈夫?」

マリア「頭パッカーン」

ともき「わりと余裕あるな」

真樹「いや、ショックでおかしくなってる可能性も…」

悠「……」
ポイ、チャリーン!
マリア「お金の音だー!」
バッ!

福太郎「ぜんぜんしっかりしとるわ。」

ともき「両手で捕えにいったな」

悠「1セントコインだけどな」

マリア「お金はお金です。私は一円がどぶに落ちても飛び込んで探しますよ。」

福太郎「立派っちゃ立派……なんかな?」

真樹「僕はなんだか目頭が熱くなってきたよ」

悠「蚊柱?」

真樹「殺虫剤ふりまくよ」

悠「殺虫剣にしとけ」

福太郎「WPがなんぼあっても足りんやろな」

マリア「もっとお手軽かつ広域に殺虫できないとダメですよね。」

悠「……ナパームとか?」

ともき「どこがお手軽だ」

マリア「じゃあ花火で」

真樹「いいね、花火。海とかでパーーッとやりたいね。」

悠「ヘビ花火を」

真樹「どの辺がパーッとしてるのか!」

悠「じゃあ、ねずみ花火に一気に火をつけて投げ散らす」

ともき「それ、自分にも降りかかるんだぞ」

悠「おれは風壁張りつつ全力で逃げる」

ともき「松永さんに直接爆破されてしまえ」

悠「あいつはガチでやるから怖い。いつキラークィーンが発現しないかとひやひやする。」

マリア「平穏に暮らしたいって感じの方ではないですけどね」

福太郎「茶器あげたら少しの間ぐらいは大人しいしといてくれるんちゃう?」

悠「「茶器ももらう」し「平穏も乱す」。「両方」やるところがあの女の危ないところだだ。」

マリア「「任務は遂行する」「部下も守る」「両方」やらなくっちゃあならないってのが「幹部」のつらいところだな。」

ともき「誰だよ」

福太郎「ブチャラティやね。」

悠「覚悟はいいか?オレはできてる。はい、小鳥遊お勉強問題!ベルリンで『ドイツ国民に告ぐ』という講演をした人物は?」

福太郎「フィレステーキ」

真樹「最近おこづかい使い過ぎて昼ごはんがコースじゃなくてステーキだけになっちゃってるよ。」

ともき「可哀想……じゃないな。なにいってんだコイツな発言だったわ」

マリア「フィヒテ。ちなみに私がよく食べるステーキは脂100です!」

福太郎「それはステーキやなあて牛脂や…」
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