ｰラスタ･ラヴ(6/7/夜)ｰ

悠「アカプルコ」

ともき「……アカプルコ?」

悠「なんか言葉のニュアンスがエロくない?」

ともき「頭を検査してもらえ」

悠「頑丈なので問題ないです。」

優日「硬さは問題なくても中が腐ってる可能性があるよ?」

悠「腐るものは詰まってない」

ともき「ただの骨の塊になるじゃねぇか逸れ。」

福太郎「骨素材系のハンマーかな?」

優日「脊髄から引っこ抜けば振り回せるね。」

悠「プレデターじゃないんだからな。そんな酷いこと寅でもしないぞ!」

ともき「彼は悠の身体をバラバラにしたいわけじゃ無くてボコボコにしたいだからな。」

悠「……超にがーーーいコーヒーが飲みたくなってきた」

真樹「超あま～～いのがいい。」

悠「練乳でも飲んでろ」

福太郎「世の中にはマヨネーズ飲む人もおるし練乳もおるんやろなぁ。」

優日「マヨチュッチュ」

悠「おっぱいチュチュッ」

ともき「……」
コォン!
悠「瓶で頭殴られちゃったよ」

真樹「なにがシュールって右腕だけ動かして殴ってるところだね。」

優日「コントだったら爆笑のポイントだね」

ともき「いや、引くだろ」

悠「引いたら負けだ」

ともき「誰となんの勝負してんだよ」

悠「光と混沌の戦い」

優日「クリスタルに導かれそう」

真樹「アルテマうっときゃどうにかなるんだよね。」

福太郎「いや、命中と力がものいうんちゃうかな」

悠「リレイズもかけといてくれ」

寅「なんだそれ」
ゴッ
悠「死んでも生きかえる補助魔法」

寅「なら死んでも平気だな」
ゴッ
悠「おれにリレイズはかかってないし、死にも直面したくない!」

ともき「とりあえず相手みて話せよ。」

悠「振り返ったら蹴られる。」

真樹「いや、さっきから蹴られてるよね」

悠「誤射かもしれない」

福太郎「蹴りの誤射ってあるんかな」

悠「満員電車とかコミケとか」

ともき「そんな人ごみじゃないだろ」

寅「……」
ゴッゴッゴッゴッ
悠「……」

福太郎「一定間隔で揺れとるで」

悠「ついでに一定間隔で痛みもやってきてる。」

寅「はぁ、つまんねぇ。」
ドゴッ!
悠「ぎゃっ!」

優日「おまけの膝蹴り」

悠「なんで!なんでこんなことされなきゃいけないのよ!」

ともき「俺に言うな。蹴った人にいえ。」

悠「怖いからヤダ」

真樹「恐怖を忘れてはいけない」

寅「ビビったら負けだ」

悠「じゃあ、ぼくちゃんのまけー」

寅「……」
ガッ!
ガィンッ!
悠「ガチの蹴りはやめれ!」

優日「ジャストガード」

ともき「今のは蹴られてもしぁないな。」

悠「酷いわ。はい、小鳥遊お勉強問題!1807年にフランス、プロイセン間で結ばれたプロイセンの領土が半減した条約は?」

優日「テルミン」

真樹「なんだっけそれ」

福太郎「楽器やね。直接触れんと振動で奏でるやつ」

寅「そんなもんあるのか。」

ともき「ティルジット条約」