ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】4
ーラスタ・ラヴー
悠「……」
ぺらぺら…
翼「本当に無我の領域だな。普段の騒がしさが嘘みたいだ。」
梓「こうしてると、どっちが本当の悠かわからなくなるな。」
ともき「普段がちゃらんぽらんな分こういう時に反動が出てくるのかも」
悠「……」
ぺらぺら…
美喜「私的にはこっちのままでいいわね。面倒事起こさないし。」
澪「そうですか?俺はいつもみたいにくだらなくても面白い話してる方が好きですけど」
翼「たしかに意見が分かれそうだな。じっと寡黙でクールな悠か、アクティブに元気な悠か。」
美喜「こっちの方がいいでしょ。比較的表面上は悪くないんだから、おとなしくしてた方がちゃんとモテるわよ。きっと。」
ともき「そのかわり反応は限りなく無いしなんも喋りませんけどね。クールってより、冷血ですよ。」
悠「……」
ぺらぺら…
美喜「……まぁ、たしかに気味は悪いわね。」
澪「そういえば、今の悠は雰囲気が崇さんに似てるよな。氷柱みたいな」
梓「けど……なぁんか、違うよな。虎琥狗さんは冷たいけど人を引きつける気衣だけど…今の悠は尖った氷柱で人を疎遠させる感じだ。」
稲葉「私あんな感じの悠知ってるわよ。」
「「「どわっ?!」」」
翼「なんで、稲葉とか悠は気配消していきなり現れるんだよ!」
稲葉「あら、ちゃんとノックしたわよ。みんなが話に集中しすぎてて気がつかなかっただけよ。」
ともき「それで……あの本の虫モードの悠がなんだって?」
稲葉「アレよ。中学のころがあんな感じだったわよ。近づくな、話しかけるな、関わるなオーラ出しまくり。」
梓「そうなのか?」
翼「初耳だ。」
ともき「悠は昔のこと話さないからな。俺も初耳。」
稲葉「怖かったわよ。誰にでも喧嘩売ってたし、買ってたし。女、子供にも全然甘くなかったし。」
美喜「あの女好きからは想像できないわね。」
稲葉「そうね。人間がキライなんじゃないかしら」
翼「なんか嫌だなそんな悠は…っか、そのいい方だと今もそうみたいに聞こえるし。」
稲葉「案外わからないわよ?性格なんてそうそう変わるもんじゃ無いし。ああやって本能的に昔を思い出してるのかも…ね。」
ともき「おいおい…止めろよ。」
稲葉「あら、ごめんなさい。口が滑ったわ。クスクス、あ痛っ」
悠「コラ、なにくだらないこといってる。」
稲葉「あら、読み終わったの?」
悠「まだ本はあるよ。目を休めてたらお前が妙なこといってるのが聞こえたんだよ。ったく、中学の話はするな恥ずかしい…。」
梓「悠!よかった、いつもどうりだ!」
悠「ほらみろ…変に心配されただろうが」
稲葉「くすくす。愛されてるってことじゃないの」
悠「うるへーよ。」
ともき「悠、飯食いにいかないか?」
悠「あー…んー…本読み切りたいから止めとく。三人でいってこいよ。ちゃんと適当な時間には帰るから。悪いな妙なことに時間とらせて。」
ともき「……そっか。わかった、梓、翼行こうぜ。」
翼「いいよ。じゃあ……またあとでな。」
稲葉「悠の代わりに私が行くわ。」
梓「ばーい。」
悠「おーう。」
澪「モテすぎるのも大変だな。とくに稲葉なんかは」
悠「はは…まぁ…あながち間違いじゃないかもだし。」
澪「え?」
悠「うんにゃ、にゃんでもないよん♪っか、首こってきた美喜膝枕してくんね?」
美喜「だまって本読んでなさい」
~オマケ~
悠「ふぅ…ちょいトイレ」
澪「やけにこの本だけ集中して読んでたな…なんの本だろ」
【真・人をおちょくる50の方法】
澪「これは…」
悠「澪…」
澪「っ!?」
悠「なにも見てないよね?」
澪「あ、あぁ…ナニモミテナイ。」
悠「……」
ぺらぺら…
翼「本当に無我の領域だな。普段の騒がしさが嘘みたいだ。」
梓「こうしてると、どっちが本当の悠かわからなくなるな。」
ともき「普段がちゃらんぽらんな分こういう時に反動が出てくるのかも」
悠「……」
ぺらぺら…
美喜「私的にはこっちのままでいいわね。面倒事起こさないし。」
澪「そうですか?俺はいつもみたいにくだらなくても面白い話してる方が好きですけど」
翼「たしかに意見が分かれそうだな。じっと寡黙でクールな悠か、アクティブに元気な悠か。」
美喜「こっちの方がいいでしょ。比較的表面上は悪くないんだから、おとなしくしてた方がちゃんとモテるわよ。きっと。」
ともき「そのかわり反応は限りなく無いしなんも喋りませんけどね。クールってより、冷血ですよ。」
悠「……」
ぺらぺら…
美喜「……まぁ、たしかに気味は悪いわね。」
澪「そういえば、今の悠は雰囲気が崇さんに似てるよな。氷柱みたいな」
梓「けど……なぁんか、違うよな。虎琥狗さんは冷たいけど人を引きつける気衣だけど…今の悠は尖った氷柱で人を疎遠させる感じだ。」
稲葉「私あんな感じの悠知ってるわよ。」
「「「どわっ?!」」」
翼「なんで、稲葉とか悠は気配消していきなり現れるんだよ!」
稲葉「あら、ちゃんとノックしたわよ。みんなが話に集中しすぎてて気がつかなかっただけよ。」
ともき「それで……あの本の虫モードの悠がなんだって?」
稲葉「アレよ。中学のころがあんな感じだったわよ。近づくな、話しかけるな、関わるなオーラ出しまくり。」
梓「そうなのか?」
翼「初耳だ。」
ともき「悠は昔のこと話さないからな。俺も初耳。」
稲葉「怖かったわよ。誰にでも喧嘩売ってたし、買ってたし。女、子供にも全然甘くなかったし。」
美喜「あの女好きからは想像できないわね。」
稲葉「そうね。人間がキライなんじゃないかしら」
翼「なんか嫌だなそんな悠は…っか、そのいい方だと今もそうみたいに聞こえるし。」
稲葉「案外わからないわよ?性格なんてそうそう変わるもんじゃ無いし。ああやって本能的に昔を思い出してるのかも…ね。」
ともき「おいおい…止めろよ。」
稲葉「あら、ごめんなさい。口が滑ったわ。クスクス、あ痛っ」
悠「コラ、なにくだらないこといってる。」
稲葉「あら、読み終わったの?」
悠「まだ本はあるよ。目を休めてたらお前が妙なこといってるのが聞こえたんだよ。ったく、中学の話はするな恥ずかしい…。」
梓「悠!よかった、いつもどうりだ!」
悠「ほらみろ…変に心配されただろうが」
稲葉「くすくす。愛されてるってことじゃないの」
悠「うるへーよ。」
ともき「悠、飯食いにいかないか?」
悠「あー…んー…本読み切りたいから止めとく。三人でいってこいよ。ちゃんと適当な時間には帰るから。悪いな妙なことに時間とらせて。」
ともき「……そっか。わかった、梓、翼行こうぜ。」
翼「いいよ。じゃあ……またあとでな。」
稲葉「悠の代わりに私が行くわ。」
梓「ばーい。」
悠「おーう。」
澪「モテすぎるのも大変だな。とくに稲葉なんかは」
悠「はは…まぁ…あながち間違いじゃないかもだし。」
澪「え?」
悠「うんにゃ、にゃんでもないよん♪っか、首こってきた美喜膝枕してくんね?」
美喜「だまって本読んでなさい」
~オマケ~
悠「ふぅ…ちょいトイレ」
澪「やけにこの本だけ集中して読んでたな…なんの本だろ」
【真・人をおちょくる50の方法】
澪「これは…」
悠「澪…」
澪「っ!?」
悠「なにも見てないよね?」
澪「あ、あぁ…ナニモミテナイ。」