ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(6/2/夜)ー

悠「スプーン曲げします。ほい」
クニッ

ともき「指で曲げてんだろ」

悠「はい」

マリア「はい、じゃないがな。」

悠「ドンとこーい!」

ともき「中途半端なネタしかできなかったならやるなよ。」

悠「いまおれの中で人生何回目かのtrickブームなんだよ。」

ともき「何回目かのかよ。」

悠「空前絶後のォォ!」

ともき「やかましい!」

悠「はぁ……甘いもの食べたいわ。わらびもちとか。」

吉音「わらび餅と聞いて!」

悠「いってますん。」

ともき「どっちだよ」

マリア「いいましたよね。」

吉音「冷たくてーやわらかくてーあまくてーおいしいーわらびもちー♪」

悠「それおっぱいじゃね?」

ともき「ちげーわ」

真樹「冷たいおっぱいなら死んでんじゃない?」

悠「エアコンで冷えてんだよ!」

ともき「食い下がんな!」

吉音「わらびもち食べたいなぁー」

悠「水饅頭くっただろ!」

吉音「水饅頭はねわらびもちとは違うんだよ?」

真樹「そりゃそうだ」

悠「ヒカリゴケでもくってろ!」

吉音「おいしいの?」

悠「美味いらしい」

想「あの、ヒカリゴケってなんですか?」

悠「光る……コケです?」

ともき「疑問形じゃねぇか」

悠「黒門島のヒカリゴケは美味いらしいから。」

マリア「しょうゆかけたら大抵のものは食べれそうですもんね。」

悠「まぁ、極限に飢えたらそうなるけども。」

ともき「話しの方向がずれてる。」

吉音「今はわらびもちを私に食べさせるって話でしょ!」

悠「いやいや、違くなぁーい?」

吉音「違くなくなくなぁーい」

悠「ギャルかっ!」

真樹「最初に言いだしたのは自分じゃん」

悠「ちょべりばー」

ともき「……」
ズバンッ!
悠「無言でハリセンでぶたれた」

想「とりあえず少し落ち着きませんか」

悠「はい、じゃあ落ち着くために甘やかしてください」

ともき「……」
スパンッスパンッ!
悠「二発」

真樹「イイ音するね。」

吉音「ホントだねー」

悠「おれの頭が詰まってるからだな」

真樹「おがくずが」

悠「誰の脳みそがおがくずだ!」

吉音「かつおぶし……あっ、お好み焼き食べたい!」

ともき「おがくずから鰹節を連想するかね…」

想「吉音さんですから」

悠「でも、お好み焼きいいな。焼きそばもついでに焼きたい。」

吉音「やったー!」

悠「それじゃ、軽く頭の体操して材料を買いに行くか。はい、小鳥遊お勉強問題!トラファルガーの海戦でイギリス軍を率いた提督といえば?」

吉音「わかりません!」

悠「元気がよろしい!」

マリア「元気があれば何でもできるっ!イクゾッ!いっち、にっ、さんっ……」

ともき「ダーーーーっ!」

ともき「やかましい!」

真樹「アントニオ?」

想「ネルソンですね。」
91/100ページ
スキ