ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(5/30/夜)ー

真樹「可愛い雑貨が欲しいなー」

優日「可愛い雑貨……かわ、かわいい……かわわ……あばばばっ」

真樹「なんで?!」

悠「優日が可愛いっていうものを分かるわけないだろ!!」

真樹「分かるでしょ!?」

優日「しいて言うなら鈴猫さん」

真樹「雑貨じゃないね」

悠「やっぱり可愛い雑貨といえばこれだろ、スーパーゆう君人形」

真樹「……」

悠「なんか言えや」

真樹「正直コメントに困る」

ともき「投げ捨てたり罵声で片付けないのが新しいな」

悠「あれはみんな全部照れ隠しなんだよ。」

優日「今の発言を寅君の前でいって欲しい」

悠「バッキャロー!蹴り飛ばされるだろ!」

ともき「つまり照れ隠しじゃないってことだろ」

悠「ふー」

ともき「ムカつく反応するなぁ。」

紅「そういう時はバットを振るといいぞ」

千夜「蹴り飛ばしてやればいい」

悠「現れて早々に物騒なこと言うんじゃねぇ!」

紅「じゃあ、実行するか」
ブンッブンッ

悠「バットはしまえ!」

千夜「アホくさ」

優日「やめたら、このゲーム」

悠「やめよっかなー」

千夜「なんだコイツら」

ともき「いつものことだから気にしないでくれ」

悠「せやせやせや」

優日「せやっ……なっ!」

紅「それはともかく、こっちの子がアレか噂の女男か」

真樹「男の娘ですっ!」

千夜「……ホントに男かよ」

真樹「もちろん、しっかりと着いてますよ。だけど、バッチリ可愛いんです!」

千夜「……悠の親類ってのはハッキリしたわ」

紅「確かに」

悠「どういう意味かわがんにゃい」

ともき「なんか腹立つからやめろ」

真樹「っていうか、僕って噂になってるの?」

紅「少しな」

悠「おれの良い噂は?」

千夜「ねぇよ」

悠「……」

優日「悪い噂の方を聞く方が早くない?」

悠「いいや、そんなことはない。みんな恥ずかしがって素直になれないだけなんだ!」

紅「シャアッ!」
ブンッ!
バッ!
悠「あぶねぇっ!」

千夜「……」
ドゴッ!
悠「ぎゃぁぁっ!」

優日「躱しさきを狙った蹴りがケツにヒィィット!」

真樹「ケツが好きなんだね。」

悠「そんなわけねぇだろ!」

紅「今度は逆にしようぜ。千夜ちゃんが仕掛けて俺が叩き潰す。」

千夜「テメーはテメーで当てればいいだけだろ。」

悠「やめろぉっ!悠君の身体だって壊れるんだぞ!」

ともき「頭の中はもう壊れ切ってるけどな。」

悠「壊れてますん!はい、小鳥遊お勉強問題!1804年3月に公布された、私有財産の不可侵,法の前の平等,契約の自由などが定められた民法典といえば?」

真樹「目には目を歯には歯を」

優日「ハムチーズサンド!」

千夜「そりゃハンムラビだろ」

ともき「ナポレオン法典」

紅「~~」

真樹「えっ、なに、爆笑してる」

悠「コイツは笑いの沸点が低いんだよ」
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