ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(5/26/夜)ー

悠「曇ってるが暑い」

ともき「日差しが隠れるほどの曇天ではないしな」

福太郎「夏の兆しってやつなんやろね。」

鈴猫「六月ももうすぐだもんね。」

悠「滾るわぁ」

ともき「萎えてくれ」

悠「寒さという死地を超えて今夏が来る!」

優日「寒い寒い言いながらコタツでゴロゴロして十分にエンジョイしてんだけどね。毎年」

悠「コタツは生命の泉だ」

ともき「コタツはコタツであって泉ではない」

真樹「でも、暑くなると服選びも大変だよね。日焼け対策も決めつつ、可愛くオシャレにバッチリと」

悠「バカ野郎、夏は肌をさらけ出してナンボだろ!」

ともき「やかましい」

真樹「一理ある」

ともき「あるのかよ…」

真樹「露出がすべてって訳じゃないけど、可愛いミニスカートとか着たいし~」

優日「くっ、なんて女子力だ!気を抜いたら……殺られる!」

福太郎「女子力ってそういう力やっけ?」

優日「そうですよ。」

ともき「息を吐くように嘘をつくな」

優日「ホント、ホトン、鈴猫さんなんてその女子力であらゆるものを粉砕できるし」

鈴猫「!?」

悠「八極は女子力だった!」

ともき「違うだろ」

真樹「まぁ、女子力はおいといて悠君はもうすこし季節感出した服にしなよ。あと、もっとお洒落なの」

悠「背面から右肩にうねり登り竜に左肩には大虎の龍虎相打和柄シャツに軍パン……どこが季節感がないしお洒落じゃないというんだ!」

真樹「……」
フラッ
ガシッ
福太郎「おっと」

真樹「ああ、びっくりした。酷いセンスのありさまにクラっとしちゃった。ただのチンピラかヤクザじゃん。」

悠「失敬なっ!」

ともき「俺らは見慣れすぎてこれが普通だもんな」

優日「私はいいセンスだと思う」

真樹「マジで?」

鈴猫「優日ちゃんも帽子以外は割と……なんていうか、普通格好だもんね。」

優日「上下ユニクロがざらです。でも、最近買って一番気にいったTシャツは「中乳首」って文字が印刷されたものです!」

ともき「どこで売ってんだ!」

優日「通販」

福太郎「中乳首ってワードを初めて聞いたわ」

悠「いいな、それ。」

鈴猫「イイの?!」

真樹「中乳首Tシャツ……有り、いや……うーん……」

ともき「頭抱えだした」

福太郎「今までに無い独特なセンスにのまれとるんかな?」

悠「まぁ、好きなもん着ればいいんだよ結局は、はい小鳥遊お勉強問題!1796年、私有財産の廃止を唱えて国家転覆を画策した人物は?」

優日「バブーン」

福太郎「ハブーン」

真樹「ブバーハ」

悠「上から、ドラクエのモンスター、シレンのモンスター、ドラクエの呪文」

鈴猫「わからないです…」

ともき「バブーフ」
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