ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(5/17/夜)ー

悠「魚」

ともき「さかな?」

福太郎「人魚?」

悠「いや、ふつうの魚食いたい」

真樹「ああ、いいね、いいね。銀座にいいお寿司屋さんがあるんだよ。」

マリア「回ってなさそう」

真樹「もちろん」

悠「コイツの金銭感覚に付き合うとおかしくなるぞ。」

ともき「どっちにいってる?」

悠「どっちって……」

マリア「……」

真樹「……」

悠「ああ、そうか。ある意味ではマリアは金銭感覚狂ってるか」

真樹「マリア?」

マリア「わたくし、夢前マリアでございます。家政婦をしています。おマリと呼んでください。」

真樹「僕は小鳥遊真樹、まっきーってよんでも、本名は真樹(まさき)。」

マリア「へい、マッキー!」

真樹「ハーイ、おマリちゃん!」

悠「順応早いな…」

ともき「というか、ツッコミとか驚きとかなしか」

福太郎「俺はおどろいとるよ」

ともき「あんまり驚いてる感ないですけど」

福太郎「男の娘、ガチ勢は初見やわ。」

ともき「男の娘ガチ勢って……」

悠「ともきもイケる」

ともき「うるせぇ黙れ」

悠「摩耶と灯もほぼガチ勢」

マリア「摩耶君がここに居たら発剄いかれてますね。」

悠「いないからセーフ」

マリア「あとで伝えときますね。」

悠「お前はガチでやりやがるからやめろ」

マリア「だが断る!」

悠「ナニッ!」

マリア「この夢前マリアが最も好きな事のひとつは 自分で強いと思ってるやつに『NO』と断ってやる事だ!」

福太郎「「だが断る」の正しい使い方しとるな」

悠「……500円やるからだまっといてくれ。」

マリア「わかりました。」

ともき「強いやつに「No」と言えてもお金には「Yes」だったな。」

真樹「なら千円あげるから歪曲して伝えて」

マリア「ガッテン!」

悠「千百円やるから」

真樹「十万円」

悠「やめろぉぉ!てめー、絞め上げんぞ!」

真樹「お金ってなんでもできるんだよ?」
バサッバサッ

福太郎「わー…札束」

ともき「数の暴力じゃ無くて、金の暴力だな」

マリア「わーい!お金!マリア、お金だーいすき!」

ともき「やめんかい。」

悠「だいたいなんでまだウロウロしてんだお前、いや、むしろなんで出没してんだ」

真樹「僕のことを妖怪かなんかみたいに言わないでよね。自分が妖怪だからって」

悠「誰が狐狸妖怪の類だ!」

マリア「もっと性質が悪いものだと思います」

悠「うるちゃい!はい、小鳥遊お勉強問題!下層市民の支持を得て急進共和主義を主張した一派は?」

マリア「ジャンパーソン派」

福太郎「懐かしい」

真樹「ずっこんばっこん派」

ともき「…ジャコバン派」
75/100ページ
スキ