ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(5/4/夜)ー

悠「渾身のボケを出したい…」

優日「下剤いる?」

悠「それで渾身のボケがでるなら定期的に飲むけど、でるのは違うもんだからなぁ。」

ともき「汚い」

悠「あー、うそうそ、おれはイケメンだからトイレ行かない、ちいさな卵がポロッ……いや、これはこれで相当気持ち悪いな。」

ともき「ほんとに何言ってんだお前。」

悠「ちょっとボケに自分を見失ってたわ。ボケだけに……」

福太郎「悠、はい」
スッ
悠「ありがとう、福ちゃん。」
ゴッ!

優日「ビール瓶で自分を殴ってけじめをつけたのは+114点。」

悠「514はつかなかったかぁ…」

ともき「お前らの会話についていけない」

悠「おいていくぞ!」

ともき「いっそそうしてくれ。」

悠「大丈夫だ、おれが半分背負うから」

ともき「意味が分からん。とりあえず背負うなら発言の責任を背負え。」

悠「……」

優日「がっ、無視!」

ともき「俺もコイツの存在を無視したいわ」

悠「おいおい、そういうのはよくないぞ。無視とか」

ともき「亡き者にしたい」

悠「無にされる!?」

優日「無を取得した」

福太郎「無とはいったい……」

悠「うごごごっ」

ともき「楽しそうだな」

悠「わりとね」

優日「悠はもっと身体を張ったボケをすればいいと思う。紐なしバンジーとか」

悠「世間では投身自殺っていうんだぞ、それ」

優日「死んだら、死んだで笑える」

ともき「笑えないだろ」

福太郎「紐なしバンジーでダーウィン賞はとれんわな。」

悠「それは無理だな。」

ともき「ダーウィン賞ってなんだったけ?」

福太郎「「その年に最も馬鹿げた死に方をした人」に贈られるブラックユーモアにあふれた賞。」

優日「どんなのがあったっけ?」

悠「井戸に落ちたニワトリを助けようと中に降りていって、次々と溺死した6人の男女。その後引き上げられたニワトリは無事だった……とか」

福太郎「商品を盗もうと飲料の自動販売機の上に乗ったが機械が倒れ、その下敷きになって死亡……とか」

ともき「悲惨だな…」

悠「ちなみに、この賞に該当するには当然ながらいくつかの条件がある。1.生殖が不可能であること。つまり候補者の死亡、また子孫を残していないことが条件。2.驚くべき愚行であること。単なるスピード狂や、よくある寝タバコなどの愚行は該当しない。またこの賞を受賞しようとして死んだ場合(自殺)も該当せず。3.自ら自然選択をして死を迎えること。愚かな方法で他人に殺された場合は該当しない。また殺した側も当然該当せず。4.精神状態が正常であること。通常の意思能力を有していたこと。5.真実であること。いくら真実でも第三者による証言などがなければダメらしい。」

ともき「つまり……ええと……」

優日「普通にアホなことして死んだらでいいんだよ」

ともき「人が言葉を選んでたのに…」

悠「はい、それじゃ、小鳥遊お勉強問題!第三身分の人達が三部会から離脱し、国民を代表するものとして作られた議会といえば?」

優日「碁会」

悠「将棋の方が好きだな」

福太郎「魔界会議」

悠「オレサマ、オマエ、マルカジリ」

ともき「国民議会」
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