ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(5/2/夜)ー

悠「ちくしょう……雨降っちまったか」

ともき「なんだ、雨で喜んでないって珍しいな」

悠「え?ミステリアスボーイって?」

ともき「……」

悠「え?ミステリアスボーイって?」

優日「無限ループ」

悠「勇者よ、旅立ってくれるか?」

ともき「さっきといってることちげぇぞ。」

福太郎「100回ぐらい「いいえ」選択したら王様もあきらめてくれんかな。」

悠「王様を殺して王位を奪い取るの選択もほしい」

優日「アイスソードかな?」

悠「殺してでも奪い取る」

福太郎「ミンサガでは何でガラハドさんはげさせられたんやろな。絶対にガラハゲってネタにされるってわかるやろに」

福太郎「ミンサガはそれ以外にもネタが豊富やから……多少はな。」

鈴猫「あの」

悠「どうした?へそから砂金がこぼ出したか?」

優日「金粉少女かな?」

鈴猫「でません!じゃなくて、雨降ってどうして怒ってたの?」

悠「ああ、昨日な除草剤まいたんだ。これじゃあ、効果が薄まるかもしれん」

福太郎「んっ、なるほど」

悠「ついでにいうと、野菜たちに肥料まけばよかったとも思った」

鈴猫「肥料は雨の前にまくといいの?」

悠「溶けるからな」

優日「鈴猫さんの服を溶かしたい」

悠「わかる」

鈴猫「ぜんぜんわからない」

悠「チャイナドレス着たら頭をお団子にしたくなるだろ?それと同じだ」

鈴猫「……え?」

ともき「なんの例えにもなってない例えを出すな」

悠「チャイナはエロいってことだ!」

ともき「それとってもらえます?」

福太郎「ガラスの灰皿?はい」

ともき「どうも」
ゴッ!
悠「お礼と同時に真正面から振り下ろされた。」

優日「痛くないの?」

悠「こんなこともあろうかと思って頭蓋骨を仕込んでおいたのさ」

福太郎「なっ、なるほど!」

鈴猫「え?えっ?」

ともき「頭蓋骨は誰にでもあるんだよ!」

悠「おれのは特別製だ」

ともき「それは知ってる」

優日「ちょっとアイスピック刺していい?」

悠「尖ってるものはやめろ。」

優日「なら催涙スプレー」

悠「それもう狙いが違うんだよなぁ。」

福太郎「あれって耐えられるひとおるんかな」

悠「ガスが消えるまで目を閉じてて息をしなければあるいわ。」

ともき「無茶だろ」

優日「鈴猫さんなら平気だよ。自分の周りの空気を正常化するから」

鈴猫「できないよ!?」

悠「それじゃ、小鳥遊お勉強問題!フランスの財政を立て直すためにルイ16世が起用した銀行家といえば?」

優日「ユンケル」

福太郎「白魔導士ピケル」

ともき「ネッケル」

悠「スズネッケル…」

鈴猫「今なんか言ったよね?」
60/100ページ
スキ