ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(4/23/夜)ー

悠「ふあぁぁー……ぁン!」

ともき「どんなあくびだ」

悠「あえぎくび」

マリア「恐ろしく語呂が悪いですね。」

悠「なら、あえび」

福太郎「クダモンみたいな感じになったな」

悠「考えてたらアケビもどことなく卑猥だもんな」

ともき「まったく卑猥じゃない」

悠「じゃあ、あぎび」

ともき「もう何言ってるのかわかんないな」

マリア「いつもの悠さんじゃないですか」

ともき「確かに」

悠「ちゃんとリンドの言葉を使ってるだろ!それともアルベド語がでちゃってたか?それともアナグマ語?」

マリア「マルチに話せますね」

福太郎「異文化コミュニケーション」

ともき「いや、違うだろ」

悠「言語の壁があるならボディランゲージで伝えるのも手だな」

摩耶「つまり、拳で語ると」

悠「それも一種のボディランゲージなのかな?」

金剛「いや、違うだろ」

摩耶「とりあえず、一方的に伝えたいから殴り続けていいかな?」

悠「んー、言葉で伝えてくれ」

マリア「言葉に出すのが憚られるような罵詈雑言なのかもしれないじゃないですか!」

悠「そんな罵詈雑言のこもった打撃を受け止めたくないわ!」

摩耶「じゃあ、無言の腹パンで」

金剛「それはただの腹パンじゃないのか?」

悠「殴るなら、この肉体なのか金属なのかわからない、ここを殴れここを!」
ベシベシっ
金剛「……」

摩耶「そこを殴るとなると僕もかなり本気で頑張らないと伝わらないからなぁ。」

金剛「やらんでいいから。お前もなに俺をスケープゴートにしてる。」
ググッ!
悠「いぎぎ、やめて、両手でお顔つぶそうとしにゃいで!」

マリア「目指せ小顔美人!」

福太郎「小顔になるんが先か頭蓋骨が耐えかねてトマトを挟み潰した感じになるんが先か……」

悠「やめてぇっ!目玉ポーンっなんて一世代前のアメリカンギャグみたいなのはいやーん!」

ともき「笑いで済むならいいけどな」

摩耶「目玉が飛び出たら……とりあえず頭に乗せたらいい?」

マリア「手足もいりますね」

悠「目玉のオヤジダブルはご遠慮願いたい」

ともき「だからそんな状況じゃないだろ」

金剛「目玉が取れたらとりあえず押し込めばいいんだろ?」

悠「繋がってたらな、千切れたらどうしようもないが、ポロッて取れたぐらいなら押し込んで病院にゴーでなんとかなることが多い。」

ともき「そう……なのか?」

悠「ボクサーとかでも殴られて目玉がこぼれるってことは結構あるからな。はい、小鳥遊お勉強問題!各州にある程度な自治を与える一方で中央政府に大きな権限を与えたことを何主義というか?」

マリア「砲撃主義」

摩耶「剄砲主義」

金剛「……腕力主義?」

ともき「いや、邦主義です」

悠「せめて、何々ほう主義でボケて欲しかったなぁ。」
51/100ページ
スキ