ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(4/21/夜)ー

悠「落ち目の時ってあるよな」

福太郎「腐ってぽろっとこぼれ落ちる目?」

悠「それは福ちゃんのお隣さんだけだ」

マリア「実に面白い!」

ともき「どこがだ」

悠「じゃなくて、人間の運気的なアレだ」

マリア「自慢じゃないですが!私は!ずっと!落ち目ですよっ!!」

福太郎「めっちゃ力強い…」

ともき「しってる」

マリア「なら、笑ってくださいよ。笑えィッ!」

悠「笑えないんだよ。お前の場合は」

マリア「全盲の子の全盲漫談で笑える世の中なんですから、借金女王の借金漫談でも笑うべきです」

悠「一理ある」

ともき「あるのかよ」

福太郎「目っていうたら、他にもあるよな。祟り目とか」

マリア「弱り目」

悠「流し目、魚の目、おやめなさい」

ともき「お前のは何か違う」

悠「女の子をローアングル目で眺めたい」

ともき「ローアングル目ってなんだ、ローアングル目って」

悠「あ、でも上から覗きこ目ってのもいいかな」

ともき「無理やり「目」を使うな。」

マリア「鈴猫さんを上から見るか下から見るか……ってやつですね。」

ともき「打ち上げ花火下から見るか、横から見るかみたいな言い方するな」

悠「そんなもん上下左右四方八方前後あらゆる方面から見るのがイイに決まってる。」

福太郎「あらゆる角度からってことやね。」

悠「ゼロ距離で張り付くのもいいと思う」

ともき「それはもう見てないだろ。」

悠「触れ合って……感じるんだ」

ともき「黙れ」

マリア「まぁ、確かに鈴猫さんばかり見るのもダメですよね。あんまり見過ぎてると他の物が醜くて見れなくなりますから。」

福太郎「美の極致かな?」

悠「神姫とかも5分以上はみない方がいいな。物理的に目玉を潰されかねない」

ともき「そういう意味か」

マリア「っていうか、悠さんは実際に目が肥えてますよね。どっち向いても美女と美少女だらけ」

悠「フヒッ」

ともき「うぜぇ」

マリア「でも、私だって負けませんよ。私はお熊さんの顔を見つつけていますからね。どんなものを見ても大抵平気ですよ!!」

悠「お前……すげぇな。」

ともき「そのコメント正解なのか?」

福太郎「まぁ、なかなかインパクトがあるもんやし。」

悠「目が潰れないようにしろよ。はい、小鳥遊お勉強問題!1783年に結ばれたアメリカ合衆国の独立を承認した条約といえば?」

マリア「ベルサイユの薔薇」

福太郎「アンドリュー」

ともき「…パリ条約」
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