ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(4/14/夜)ー

悠「雨だわさぁ。」

マリア「ここで雨に関する豆知識をどぞ」

悠「……天気予報の電話番号177は「いい天気になれなれ」のゴロあわせ」

ともき「へぇ……。けど、それは雨っていうか天気の豆知識じゃないか?」

悠「総合的ってことで」

マリア「ガッカリです」

悠「じゃあいってやるよ!雨女雨男が集まる「日本雨女雨男協会」が存在する!」

ともき「何のために…」

福太郎「いままで後ろ向きだった雨女雨男を前向きに捉えつつ、協会は世界各地で砂漠化が進む現在、今後の農業を考えたときに雨女雨男の「雨を呼ぶパワー」が何かに生かせるんちゃうかっていうゆるーい発想で、大まじめに農業の未来を考えているNPO団体……やったはず。」

マリア「真面目に悪ふざけって感じですね。すばらしい!いいと思います!!」

ともき「いいのかよ」

吉音「ふんふーん。」
きゅー!
真桜「雪を降らせなの。」

悠「雪はよろしくない。」

吉音「でも、春に雪が降ったらきれいじゃない?」
ぶんぶんっ
真桜「振-るーなーなーのー」

ともき「なんか、スゴイな」

マリア「アニマルプラッネットでこういうの見たことあります。」

悠「アニマルプラネットでおねロリやってるのか?!」

ともき「アホだろお前」

悠「ニッ」

ともき「歯を見せて笑うな」

真桜「暑いなの」

吉音「私はちょうどいいよ?」

真桜「うるせぇ離せなの。」

吉音「んー……えへへ」

ともき「笑っての拒否」

悠「氷を食わせてやろう、ほら」
スッ
真桜「ボリボリ」

マリア「あ、口の中で転がしなら熔かすんじゃ無くてガチ噛み砕きですか」

真桜「うまい、なの。」

吉音「あたしもあーん」

悠「いいけど、ただの氷だぞ」

吉音「かりこりっ……味がしない」

悠「だから、ただの氷だって言ってんだろ!」

吉音「アイスがいい!もしくはかき氷!」

福太郎「そら……そうやな。」

真桜「とりあえず離せなの」

吉音「それはそれということで。」

悠「離すつもりはないという強い意思」

ともき「ほぼぬいぐるみだな。」

吉音「すっごい抱き心地がいいよ!」

真桜「……」

福太郎「引き替え真桜ちゃんはぐったりやな。」

悠「吉音の熱量が真桜の冷気を奪っているのだよ。はい、小鳥遊お勉強問題!独立宣言が発表されたのは何月何日か?」

マリア「明日」

福太郎「明日っていつ?」

マリア「ねーちゃん!明日って今さ!」

悠「ポゴ!」

ともき「なんなんだ……」

真桜「7月4日なの」

吉音「さすが真桜ちゃーん!」
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