ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(4/9/夜)ー

悠「へい、吉音ちゃん」

吉音「なぁーに?」

悠「そこに座って」

吉音「んっ。」
すちゃ

悠「よいしょっと」
ごろん

吉音「……え?」

悠「はー……ちょうどいい高さかつ柔らかさに暖かさ。いい、膝枕だぁ。すぅ……。」

ともき「寝るなよ」

悠「寝る子は育つ」

優日「それ以上でかくなってどうするの?」

悠「金剛みたいになりたい…」

優日「なるほどなぁ。」

ともき「そこは納得なのか」

悠「金剛はー、男の子のー、憧れのー、マシーィーン」

ともき「金剛さんはマシンではない」

福太郎「筋肉に憧れるんはわかる。」

吉音「悠も筋肉はあるじゃん」

悠「おれがムキッだとしたら、金剛はムキッムキキキッ!だろ?」

ともき「何を言っとるんだ」

悠「ぐぅ」

ともき「寝るな!」

悠「春眠暁をンドゥバ」

想「ンドゥバ?」

優日「しりとりを終わらせなくできる禁句!」

ともき「そんな言葉ないだろ」

福太郎「モンスター名やからあるっちゃあるかな。」

吉音「モンスターの名前なんだウンババって」

想「ンドゥバです。」

福太郎「風来のシレンに出てくる店のアイテムに化けるモンスターやね。」

優日「レベルが上がるとンドゥバ→ンドゥルー→ンバマ→ンバルーンになるよ」

ともき「へぇ……。おい」

悠「Zzz、Zzz」

ともき「ガチ寝してんじゃねぇよ!」

悠「んにゃ……やらぬぅ……これはおれのだぁ……!」
ガシッ
吉音「私の足なんだけどなぁ」

ともき「ほぼ化物だな」

優日「寄生獣」

悠「誰がミギィだ」

福太郎「寄生体のが圧倒的に存在感あるな」

優日「汚い」

悠「なんかいったか」

優日「いってますん」

悠「どっちだよ!」

ともき「とりあえず起きろよ」

悠「えー……」

ともき「えーじゃないだろ。」

悠「しかたないなぁ。」
ガバッ、スッ
想「ええと…」

悠「ぐぅ…」

ともき「だから寝るんじゃねぇよ!」

優日「よいしょっと、すぅ…」
トスッ
吉音「……」

福太郎「大人気やね。」

ともき「もうツッコまない」

悠「それはそれで困る。」

想「そみこは困るんですね。」

優日「こりゃ安眠枕なんて目じゃないね」

吉音「そう?えへへー」

悠「よーし、ちょっと気分が良くなってきたし、小鳥遊お勉強問題!1773年に停泊中の船から茶箱を海へ投げ捨てた事件といえば?」

優日「最果ての島から終末へ……おもしろい」

悠「海老なのに最後のセリフカッコ良すぎんよぉー」

福太郎「背中に星背負っとるしな。」

吉音「海老って色々な方法でたべれて美味しいよね」

想「ボストン茶会事件……ですが、なぜ海老?」

ともき「ボストンっていう海老のキャラがいるんです」
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