ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(4/8/夜)ー

悠「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」

マリア「悠さん死んだんですか?」

悠「ともき、3.4つつっこんでやれ。」

ともき「どう見ても生きてるだろ、死んでて自分で念仏唱えるのってどうなんだ、こそもそもコイツがそんな信心深いわけがない、むしろお経で祓われる側だろ。」

悠「どうよ。……後半マリアへのツッコミっていうか、おれへのツッコミじゃなかった?」

ともき「……気のせいだろ」

悠「なぁーんだそっか」

崇「コイツは人生楽しいんだろうな」

氷室「いいことじゃないですか、楽しいのなら」

悠「イケメン&イケメンがおれを小馬鹿にしてる」

マリア「イケメンが正義です」

悠「ならおれも正義じゃん」

マリア「……」

悠「なんだその正露丸を奥歯で噛み潰しまくったような顔は」

福太郎「びみょうに口ン中に例の味が広がる気がするわ……」

ともき「で、なんで開幕お経なんて唱えてた」

悠「なんでって今日は釈迦の誕生日じゃないか」

氷室「ああ、花祭りですね。」

崇「なんだそれ」

マリア「お釈迦さまが生まれた日のことを花祭りというんです。」

悠「甘茶をぶっかけてお祝いするクレイジーな日だぜ!」

ともき「その通りだけどクレイジーっていうな」

マリア「甘茶ってめっちゃ甘いですよね。」

悠「ヤマアジサイの変異種「アマチャ」の若葉を煎じて作って葉を蒸して揉み乾燥さると、砂糖の200倍~1000倍もの甘味成分がでるらしいからな。」

福太郎「そんな甘いんや」

悠「ちなみにおれはそんなに甘茶は好きじゃない」

ともき「まぁ、好みは分かれそうだわな。」

崇「そんなものをかけられるとは釈迦も物好きなもんだ。」

氷室「べたべたしそうですよね。」

悠「熱くてべたべたするものって皮膚についたらキツイよな。後ひきそうで」

マリア「熱したローション?」

悠「それはただの特殊なプレイだろ」

福太郎「甘茶浴びるんも特殊なプレイちゃう?」

悠「……一理ある」

ともき「いや、ねぇよ。バチ当たるぞ。」

悠「おっと、一等5億円が当たりますように、当たりますように」

マリア「ドリームジャンボ買ってんじゃねぇよ!」

悠「なんでだよ!夢を買わせろよ!」

崇「宝くじか」

氷室「ああ、もう発売してましたか。私も買いにいかないと」

崇「お前もか…」

氷室「買わないと当たりませんからね。」

悠「そのとおり。はい、小鳥遊お勉強問題!1765年に制定されたことで反対運動が急速に広がった法律といえば?」

マリア「自殺因子」

福太郎「アポトーシス?」

崇「知らん」

氷室「印紙法ですね。」

ともき「ですね。」
36/100ページ
スキ