ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】4

ーラスタ・ラヴー

紅「おー…いい感じ。」

悠「紅はガタイがいいからばっちりフィットするだろ。」

紅「おう。ありがとな」

悠「いいよ。ただ注文しただけだし。翼はどうだ?」

翼「これホントに軽いな」

悠「運動するにはもってこいだろ。」

ともき「悠の場合は運動じゃないだろ。」

悠「いっひっひ。」

紅「じゃ、さっそくやるか。」

悠「俺以外の相手を探せよ。」

紅「身近には悠しかいないじゃん」

悠「闘路いけばいくらでもいるだろ…」

紅「冷たいこというなよ……なぁ?」

悠「お前マジか……」

美喜「店の中で暴れたら二人とも出入り禁止にするわよ」

悠「それは困る。」

紅「舞台ホールならいいだろ」

美喜「まぁ、あそこなら別に」

澪「え…紅さんマジで悠とやるんですか?」

紅「たまには本気で身体動かしとかないと鈍るだろ。悠だってそうだろ?悠?」

ともき「あれ?」

翼「いつのまに消えたんだよ…。」

紅「え~…」

美喜「一本取られたわね」

紅「ちぇ…まぁいいや。ちょっと、探してくる。またな」

澪「はい。頑張ってきてください」

紅「おーう。まずはリッカんとこ見てくるかな」

美喜「まったく…血の気が多いんだから。」

澪「はは……悠、降りてこいよ」

悠「よいしょっと……ふぅ…行ったか」

ともき「うわっ!」

悠「あー怖かった。紅、目がマジなんだもん」

翼「え…上にいたのか?」

悠「梁のところに飛びあがってたけど?」

翼「普段そうやって消えたり現れたりしてる訳か……忍者かお前。」

悠「そんな上等なもんじゃない。っか、澪と美喜よくわかったな。」

美喜「わかるもなにも私たちの方からだと飛ぶとこが丸見えだったのよ」

悠「なるほど。」

翼「……なぁ、俺もあの高さまで飛べるようになれるか?」

悠「翼はもとから運動能力はあるからできるだろ。体重かるいしなニマニマ」

翼「茶化すなよ…っか体重の話は止めろ。」

ともき「なんかあったのか?」

悠「まぁ、いろいろとな。っか、美喜は体重とか気にする派?」

美喜「別に、今は42ぐらいだったわね。」

悠「軽いな…ちょっと抱っこさせてみろ。」

美喜「殺すわよ。」

悠「怒るなよ。ほら、いいこいいっ…痛!!」


美喜「ちょっと私よりデカイからって調子のるな」

悠「ちょっと?163と182の差がちょっ…わかった。蹴らないでくれ」

ともき「そういや…悠って体重いくつだ?」

悠「前は70くらいだったが……今は100前後くらいかな」

ともき「100って…100キロだよな?」

悠「いつもいってるだろ俺は脱いだらすごいんだって。見たいか?」

ともき「いいから脱ごうとすんな。」
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