ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(4/5/夜)ー

悠「雨っぽい空気だな」

ともき「今日は一日曇ってたけど降らなかったな。」

吉音「雨降ったら花が散っちゃうね。いそいでお花見しないと!お花見!」
ガクッガクッ!
悠「とり、とりっ……とりあえず揺らすの……やめて!もらえる!かなっ!」

福太郎「昔、ああいうん見たことあるわ。」

マリア「ああいうの?」

福太郎「ペコちゃんの首振り人形」

マリア「ああ。でも、首振り人形なら千切れてる勢いですね。」

ともき「三半規管ぐっちゃぐちゃになってないか?」

悠「……今、脳が揺れてる、揺れてるわ。うぷっ」

ともき「吐くなよ」

吉音「大丈夫?」

悠「やったのはお前だけどな!」

マリア「私じゃない!」

福太郎「あっちあっち。」

想「目が回ってるみたいですね。」

悠「……ぉっとと、目が回ってよたついたー」
フラッ、抱きっ
想「……」

悠「だめだわー、目が回ってるわー、だめだわー。」

ともき「正確な足運びで抱きついただろ」

悠「それでもおれは目が回ったと主張する!」

ともき「バリバリハッキリしゃっきりしてんじゃねぇか!」

マリア「こいつはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!!こんな悪には出会ったことがねえほどなァーーーッ!目が回って抱きついただと?ちがうねッ!!こいつは生まれついての悪だッ!想さん早えとこ警察に渡しちまいな!」

福太郎「スピードワゴン…」

ともき「よっく覚えてるもんだ」

吉音「たのしそう」

ともき「まぁ、楽しんでるんだろうな」

悠「WRYYY!おれは人間をやめるぞ、ジョジョー!」

ともき「とっくにやめてるだろ」

悠「まだにんげんでちゅー!」

ともき「殴りてぇ」

マリア「前歯が唇突き破るぐらいに殴ってやりましょう」

悠「それ、ボッコボコだろ」

福太郎「リンチレベルやね。」

悠「おっぱいリンチを要求する!」

ともき「アホか」

マリア「鳳さんに頼みましょう」

悠「たぶん、ラクダのコブとかをぶつけられる衝撃が走ると思うから、ほんうにリンチになる。」

吉音「ラクダのコブって食べられるの?」

悠「食べられるぞ。食感はクジラの肉っぽい。酢醤油とかで食べるとそこそこ美味いが油の塊だから、そのままで食べるとなんかもやもやする。」

ともき「油の塊ってなんかスゴイな…」

想「食べられるって初めて知りました。」

悠「それじゃ、小鳥遊お勉強問題!1664年、ニューヨークはイギリス領になる前のオランダ領の時は何と呼ばれていたか?」

マリア「アダムスファミリー」

福太郎「ダダダン、タダダン、ダダダァーン」

吉音「あ、それ見たことある!手首が走るやつでしょ!」

想「ニューアムステルダムですね。」
33/100ページ
スキ