ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(4/3/夜)ー

悠「あー、お尻痛い」

マリア「お尻が痛い……あっ(察し)」

悠「おい、なんか変な勘違いしてるだろ」

マリア「痔瘻ですよね?」

悠「ちげぇわ!」

マリア「掘られたんですか?!」

悠「ちげぇーわ!蹴られたんだ!」

マリア「なぁーんだ」

悠「詰まんなそうに言うな!寅の蹴り、タイガーキックだぞ!」

ともき「なんで言い直した」

悠「なんとなく」

寅「チッ」

福太郎「凡人な俺にも分かるぐらいに舌打ちに殺気がのっとるね。」

悠「あーあー、きこえなぁーい」

左近「そういうのがダメなんだと思いますぜ?」

悠「なにが駄目なのかが分からない」

寅「……」
ドガッ!
悠「ぎゃひん!」

マリア「分かるまで蹴られますよ」

悠「いでで……なら、分かったら蹴られなくなるんだな?」

ともき「それはないと思う」

悠「理不尽だ!」

福太郎「世の中は理不尽でできとるんやで。」

悠「なっとく!」

ともき「納得するんかい」

マリア「しないなんていってたら私がこれで殴ってましたよ。」

悠「何で殴るつもりだったんだ。」

マリア「お熊さんのブロマイドです」

悠「おれを殺す気か!」

寅「ブロマイドで殴るってなんだ」

福太郎「どっちかいうたら貼り付けたら効果ありそう」

左近「御札ですかい?」

悠「呪符のほうだよ。っか、なんでそんなの持ってるんだ?」

マリア「念のために財布に入れてるんですよ。」

ともき「どういう念なんだ」

マリア「財布をスラれたりして中を開けたときこれを見たやつが悲鳴をあげるように」

悠「最凶最悪のトラップだな」

マリア「ただ、たまに自分でも見て悲鳴あげそうになるんですけどね。」

寅「駄目だろソレ」

マリア「諸刃の剣ってあるんですよねぇ」

悠「そういうのは身体に悪いぞ」

寅「お前が言える立場か」

悠「うにゃん?」

寅「……」
ゲシっ!
悠「あぁーもーやだぁー!」

マリア「けひひっ」

左近「悪魔みたいな笑い方しましたね」

寅「てめーの龍剄も鬼状態も諸刃の剣みたいな技だろ。」

悠「今すぐ健康に害が出るわけではない」

福太郎「それ、出始めたらアウトのやつやん。」

悠「大丈夫、ちゃんとケアしてるし。ほんの少し寿命が減ってる程度だから」

マリア「なら平気ですね!」

ともき「いや、平気ではない」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!メイグリムが乗船した船の名前は?」

マリア「タイタニック」

ともき「違う」

マリア「ゴーイングメリー号」

左近「なんでしたっけ、それ」

福太郎「ワンピース」

寅「メイフラワー号だろ」
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