ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(3/19/夜)ー

悠「ああ、なんてことだ、雨で髪がしっとりしている。まったく、雨めぇー!」
サッサッ
吉音「うにゃ~」

マリア「自分の髪も相当しっとりしてますが」

悠「おれの髪は吸水性抜群だからいいんだよ」

ともき「いや、吸水だとびしゃびしゃになってダメだろ。」

福太郎「タオルかな?」

悠「超撥水こがさちゃん。」

マリア「泥水ぶっかけますね。」

悠「勇気と無謀をはき違えるなよ?」

マリア「HIPのYou」

福太郎「お尻の君」

ともき「匹夫の勇だろ」

悠「よし、乾いた。」

吉音「はぁー、気持ち良かった」

悠「おれも気持ち良かった」

マリア「何かエロい」

悠「もちろんそれを意図していった!!」

ともき「黙ってろ」

悠「しかしあれだな、おなごの髪は柔らかくて弄ってて楽しいわい」

ともき「好々爺みたいな喋り方になってんぞ」

マリア「お熊さんの髪は針金みたいな感じですよ」

ともき「それは髪なのか…」

悠「あれを女に区分するのは我慢ならない」

福太郎「下とっとるん?」

マリア「まだ、取ってないですが、まぁ、本人は生まれついての女性といってます」

悠「……」
ベキバキッ!

吉音「悠、ブラシ握りつぶしてるよ」

悠「おれの怒りが有頂天」

ともき「おちつけ」

福太郎「まぁ、ひとは色々と深い事情があったりするし」

マリア「お熊さんの場合はないと思いますけどね。ああ、でも、しいて言えば男関係とかで……」

悠「よし、この話はやめよう。楽しくない」

福太郎「ほんまに?」

悠「……いや、話のネタとしては面白いんだけど、こういうのはパリッと晴れた日に馬鹿笑いしながらする話題だと思うんだ」

ともき「それも違う気がする」

吉音「じゃあ、夕ご飯の話をしようよ!」

マリア「何が食べたいですか?」

吉音「ええと、お寿司!」

悠「回転寿司でも大変なことになるからなぁ。ちらし寿司なら考えないこともない」

吉音「海鮮チラシ?」

悠「そう来たか…」

ともき「というか、魚が食べたいのか?」

吉音「あー、そうかも、お刺身でもいいなぁ。」

福太郎「お寿司言うたら手巻きもええよな」

悠「ああ、納豆と納豆と納豆」

ともき「それもう納豆を食え」

マリア「私は全部まきたいです」

ともき「味云々じゃなくて量を詰め込もうとしてやがる。」

悠「はい、それじゃあ小鳥遊お勉強問題!コークス製鉄法を確立したイギリスの父子は?」

マリア「バービーくん」

福太郎「オービー君」

悠「ダービーだ…二度と間違えるな!わたしの名はダービーというんだ!オービーでもバービーでもない!」

ともき「ダービー父子」

吉音「だれ?」
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