ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(3/16/夜)ー

悠「口内炎が……」

ともき「まだいってんのか?!」

福太郎「まぁ、二、三日で治るもんちゃうしな。」

鈴猫「口内炎なの?」

悠「下唇の裏にな」

恋「薬を使えばいいじゃろ」

悠「いや、なんか一か所ぐらいに薬買うのもなぁって。」

ともき「一か所ぐらいって何か所もいっぺんに出来るもんじゃないだろ。」

鈴猫「うわ……それ怖いかも」

優日「ビールとか口に含んだら超エキサイティング!」

悠「ボールを相手のゴールにシューート!」

福太郎「バトルドーム」

ともき「それ、ほんっと好きだな」

悠「調べたらもう製造中止されてたわ。」

優日「え、欲しいの?」

悠「ぜんぜんまったくこれっぽっちも」

福太郎「せやろね。」

悠「今欲しいのは肩を叩いてくれる人かな」

ともき「……それもまだいってるのか」

悠「誰も叩いてくれないんだよ。ケツ蹴るお便所妖怪いはいるけど」

恋「お座敷じゃ!間違えるなボケ!!」

福太郎「ガチギレやで」

悠「ははっ」

ともき「なに笑ってんだか……」

優日「っていうか、お助け天使と言われる駒狸ちゃんにお願いすればいいじゃん。」

悠「……この手のことを頼むと肩叩きどころかカイロプラクティック&鍼がはじまるから、ちょっと」

ともき「本格的施術…」

福太郎「こうかはばつぐんだ」

鈴猫「ええと、肩ぐらいなら叩こうか?」

悠「マジで!?」

鈴猫「そんな驚かなくても」

優日「八極で叩くんですね、分かります」

鈴猫「しないよ?!」

悠「ごめん、おれは凝りを取りたいだけで肩を粉砕したいわけじゃないんだ。」

鈴猫「だからしないって!」

福太郎「一回壊してより強く治す的な」

悠「それは長期的なスパンでの治癒であって……」

鈴猫「はいはい、これでいい?」
トントンっ
悠「あっ……あっあっ……」

恋「気色の悪い声を出すな」

悠「あー……癒されるぅ」

鈴猫「それはよかった。」

優日「私も癒されるわぁ」

ともき「なんでだよ」

優日「横から見ると鈴猫さんのおっぱい略して鈴パイが跳ねてるから」

鈴猫「そのワード流行ってるの?!」

悠「流行る流行らないじゃ無くて約束された勝利みたいなもんだ」

ともき「意味が分からん」

福太郎「エクスカリバーかな?」

悠「おれの股間の」

ともき「黙れ」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!綿繰り機を発明したアメリカ人は?」

優日「ブリトニー」

恋「異国の人間は知らん」

鈴猫「ええと……あはは……」

福太郎「イーライ……なんやっけ?」

ともき「ホイットニーです」

悠「むしろ、イーライのほうが良く出たもんだ」
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