ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】5

ーラスタ・ラヴ(3/11/夜)ー

悠「鍋くいたいわ」

優日「ほらよ」
ドッ
悠「わぁ、ひとりサイズのいい土鍋ー!」

優日「味わって食えよ」

悠「ガッガッ、ガッガッ!」

福太郎「カブりついた」

ともき「ツッコまんぞ」

悠「いいんだ。ここでひと口でも食って、この先おれが鍋つくることがあっても優日には同じように鍋しか出してやらないための布石なんだ」

優日「どうして優日ちゃんにそんな酷いことができるんだ!!」

悠「お前が先に悠君にひどいことしてんだろーが!!」

優日「……それが何か悪いこととでも?」

悠「おいおい、そりゃあなぁ……なぁ?ともき」

ともき「せめて自分で否定しろよ。なんでおれに任せようとした」

悠「いやっ、はっはっはっはっ!!」

ともき「なんで笑った」

優日「ほら、頭が……」

ともき「ああ」

悠「頭がいい、と」

ともき「……」
優日「……」

悠「いいたいことがあるなら、ヤフー知恵袋にいえ!」

ともき「なんでだよ」

摩耶「やほー」

悠「やほーじゃない、ヤフーだ!」

摩耶「は?」

悠「え?」

金剛「ヤフーがどうかしたのか?」

悠「知恵袋で聞けって話」

金剛「なにを?」

悠「え?」

金剛「え?」

摩耶「そろそろ殴っていい?」

ともき「どうぞ」

摩耶「発け…」

悠「まぁまぁ」
抱きっ
摩耶「……」

優日「やられないように抱きついた」

ともき「ごっつで似たようなことやってたな」

優日「ゴレンジャイの奴」

摩耶「……せぃっ!」
グシャッ!
悠「ぎゃっ!」

優日「なに?」

金剛「足を踏んだんだ。」

摩耶「正確に言うと踵で指を踏んだよ。」

悠「……うわぁ」

優日「どうなってる?」

悠「親指の爪の中が紫色になってる。」

ともき「聞いてるこっちが痛い」

摩耶「電車とかで後ろから抱きつかれたらこれがいいよ」

優日「なるほどなー。」

摩耶「ピンヒールとかだせと更に良し」

ともき「それヤバいだろ」

悠「ちなみにピンヒールで指踏まれると普通にへし折れるぞ。小指が真横に向くレベルで」

金剛「力も一点にかかるわけだからな。そりゃ指くらいなら簡単に折れるだろ。」

摩耶「ヒールで踏みつけるってエグイよね。

悠「でも、ヒールで踏まれて喜ぶ人種もいるわけだからな」

ともき「黙れ」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!び杼発明し綿織物作業の時短を実現させたイギリスの発明家は?」

優日「ショーンコネリー」

摩耶「ジョンK」

金剛「なにをいっているのかわからない」

悠「せめてそこは理解して」

ともき「ジョン=ケイ」

悠「Exactly。さて、この土鍋どうするかなぁ」

優日「残さずに食えよ」
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