ｰラスタ･ラヴ(3/4/夜)ｰ

悠「なんか日が長くなってきたな」

優日「五時過ぎても明るいぐらいにはね。」

ともき「春らしくなってきたってことだろ」

悠「春ですよー!」

ともき「叫ぶな」

悠「眠くなった?」

ともき「真横で叫ばれて眠くなるか」

優日「死者の叫びで命を持っていかれるって意味での眠くなったかもしれない。」

悠「誰が死を誘うイケメン死神だ」

ともき「誰も言ってねぇ」

悠「職業死神」

優日「なに自分が残虐に死ぬことだ?」

悠「そんな大惨事な死にざまいやどす」

優日「似あうよ、きっと」

悠「そんなのを似合いたくない!」

優日「血なまぐささが匂うよ?」

悠「もっとエロイ匂いがいいです」

ともき「アホかボケ」

悠「どっちだろう」

優日「ダブルパックでございます」

悠「やだ、お得そう!」

ラム「……」

福太郎「なんか言いたそうですけど」

ラム「普通に頭悪そうだと思っただけよ」

悠「…チンチン」

ラム「……」
ドガッ!
悠「……」

ともき「思いっきり蹴られてるぞ」

悠「つま先で尾てい骨を狙う、器用さと恐ろしさに後ろを向けない」

優日「誰もいないって」

悠「ほんとぉ?」
クルッ
ラム「……」

悠「なんだ気のせいか」

ラム「今こっち見ただろ!ぶっ殺すぞ!!」

福太郎「ラムさん、ラムさん、その口調は道士としてギリギリアウトちゃうかな」

ラム「道士はキリシタンでも聖人じゃないし、そんな規律もない!」

悠「外道に落ちる道士すらいるもんな」

ラム「そうね。だけど、これは普通に怒りとしてアンタにぶつけてんのよ。」

悠「あらやだ、誤魔化し切れなかった!」

ともき「むしろ何で誤魔化せると思ったのか」

優日「アホでボケでバカだからじゃない?」

悠「しっかりと罵声を加算していくのやめていただけません?」

優日「わかった」

悠「素直」

福太郎「本心は?」

優日「とりあえず今はこういっとけばこの場は誤魔化せる」

ラム「本当に素直な子ね」

優日「イエア!」

ラム「なんで急にアメリカン」

悠「このネタ楽でいいよな。」

優日「シンプルで伝わりやすいしね。」

ともき「イエアを返事をネタにするんじゃない」

ラム「なんなんだか」

福太郎「楽しいやろ?」

ラム「……まぁね」

悠「ふへへへっ」

ラム「アレ一回おはらいとかしたほうがいいんじゃない?」

ともき「できれば山の中を1000日間で4万キロぐらい走らせてやってください」

優日「ええと、なんだっけ?」

福太郎「大阿闍梨にの修行やね。」

悠「勘弁。はい、小鳥遊お勉強問題!北方戦争でピョートル大帝が破ったスウェーデンの王は?」

優日「それにつけてもおやつはカール!」

ラム「なに?」

福太郎「世界史苦手ですか?」

ともき「カール12世」