ｰラスタ･ラヴ(3/3/夜)ｰ

悠「寸胴鍋まるまるいっぱいのトン汁、同量のカレー、大タライいっぱいのちらしずしにジャーいっぱいの白米、山盛りのひなあられに、ジャンクフード類に新鮮な野菜サラダ……これだけ用意すれば問題ないだろう」

福太郎「両手どころか両腕にまんべんなくシッ
プはっとるね。」

悠「本気を出すと身体も本気で悲鳴をあげるんだなって。」

ともき「毎日ちゃんとしてれば身体も悲鳴をあげないんじゃないか?」

悠「コォォォォッ、こういう時こそ呼吸法で内側から癒していく。コォォォォッ!」

ともき「話しを聞けや!」

悠「うにゃん」

ともき「……」
スッ

悠「ともき、アイスピックは、アイスピックはマズい。」

マリア「やっちまいな!」

悠「どういう立場でモノ言ってんだお前は」

マリア「ヤジを飛ばす観客的な立場です。」

福太郎「観客目線っと」

マリア「イエア!」

福太郎「アメリカン…」

悠(女)「イエア!」

マリア「イエア!」

ともき「なんだお前ら」

福太郎「共鳴かな?」

悠「カエルかなんかか」

悠(女)「こんな美しい蛙がいてたまるか」

ともき「自分でいうか」

マリア「美しい(笑)」

悠(女)「(笑)はいらねぇ!」

マリア「そういいますがあちらには美しい(天下無双)がいらっしゃいますし」

鈴猫「色々とおかしい」

悠「美しい(天地創造)?」

鈴猫「どんな状況?!」

福太郎「創造神(ザ・クリエーター)かな?」

マリア「ひとを越え神へと昇華したわけですね。」

悠「解脱したってことか」

悠(女)「お前……聖人になるのか」

鈴猫「どんどん話がおかしな方向にいってる!」

悠「はははっ」

ともき「なんで笑った」

悠「おかしけりゃ笑えを自分で頑張った」

ともき「おかしいのはお前の頭だ」

悠「コォォォッ、波紋の呼吸ーー。」

ともき「都合が悪くなったらそれに逃げるのやめろ」

マリア「刺しましょう」
スッスッ

悠「アイスピックを出すな!っか、数増えてんじゃねぇか!」

悠(女)「二本挿し」

福太郎「この発想の早さ」

マリア「ドスケベビッチですね」

悠(女)「一晩中開発してやろうかテメー」

マリア「冗談ですよ。よっ、セクシーガール!デビルモード!」

悠(女)「よろしい」

悠「単純。はい、小鳥遊お勉強問題!1700～1721年にスウェーデンと戦った戦争といえば?」

マリア「マヨネーズ戦争勃発!」

福太郎「マヨネーズ戦争を終結させた男その名も…ケ・チャップ夫人!」

悠(女)「マヨネ……先にいわれたァァ!」

鈴猫「え?マヨネーズ戦争?」

ともき「北方戦争です」