ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】4

ーラスタ・ラヴ(2/19/夜)ー

悠「んぁー……福ちゃん」

福太郎「はい、福ちゃんやで」

悠「なんか面白いこと言って」

ともき「雑かつ酷い無茶ぶりだな」

福太郎「この前、お仙とリュカが「ジャパリパークでバーチャルユーチューバーのシンデレラガールになるんで見ててくださいマスター!」っていうて部屋から飛び出そうとしてクロに蹴りとばされたで。」

悠「イナゴのように全てをかっさらう精神は嫌いじゃない。むしろひと口噛みたいぐらいだ」

マリア「分かります。いまが金のなる木の最大値ですね!」

ともき「お前らはいつかホントに酷い目に遭うぞ」

マリア「なぁに、あと一千万くらい借金が増えても私はビビりませんよ!!」

福太郎「強い」

悠「おれは平穏に暮らしたい」

福太郎「激しい喜びは?」

悠「激しい喜びはいらない…そのかわり、深い絶望もない…植物の心のような人生を…そんな平穏な生活こそ、わたしの目標だったのに…。」

マリア「その生活を望むと最終的には救急車に轢かれて顔が潰れますよ」

悠「いいや限界だ押すね!!」

福太郎「押せんかったんよなぁ…」

ともき「顔潰した程度じゃ治る可能性もあるからなコイツ…」

マリア「やはり本体を潰さないと無駄無駄ァですか」

悠「男として股間を潰されたら誰だって致命傷なんだよなぁ」

福太郎「性転換って最終手段もあるで」

マリア「そしたら悠さんとゆうさんからゆうさんとゆうさんになりますね。」

ともき「わざと分かりにくい言い方するな」

悠「でも、男から女になると性感がめちゃめちゃすごいらしいな。」

福太郎「アレッて男性器をとって女性器を成型するん?」

悠「そうそう。竿と玉は当然取るが竿の亀頭や神経を使って陰核をつくるからめちゃめちゃ便化になるらしい」

マリア「乱れ雪月花ですね。」

ともき「意味が分からん」

福太郎「ようしっとるね。」

悠「賢いですから」

ともき「明らかに賢さじゃないだろ」

悠「( ゚Д゚)」

ともき「なんだそのツラ、殴るぞ!」

悠「こんなにキレられるとは思わなかったでござるの巻」

マリア「まぁ、仕方ないですよ。悠さんですから」

悠「今のなんか納得できない」

福太郎「どのぐらい?」

悠「源氏の小手ぐらい」

福太郎「小数点以下……盗む……うっ、頭が……」

マリア「剛剣を使おう」

悠「おのれ黒本……はい、小鳥遊お勉強問題!巨石人頭像などの遺跡でも知られる紀元前1000年頃にメキシコ高原に成立したとされる文明は?」

マリア「ワンダと巨人」

福太郎「最後の一撃は……切ない」

ともき「オルメカ文明」
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