ｰラスタ･ラヴｰ

紅「ちっす。」

亮「ここが、ラスタラヴか。」

澪「やぁ、紅。また、来たんだ。」

紅「おう。悠がしばらく来れないからな。」

澪「そういえば、ラジオの方が忙しいらしいな。」

亮「それに最近じゃ居ないことが多いしな。最後に話したのいつだったかな…」
澪「ま、主人公が忙しいのはいいことだろ。」

紅「けど、悠の場合は主人公ってのは代名詞っか飾りみたいなもんだろ。」

亮「ま、彼奴は適当と自由に足が生えたらようなもんだからな。」

澪「それより。何にする？」

紅「岡崎くん。なにがいい？」

亮「じゃあ…ビール」

澪「カクテルにしてもいいか？」

亮「あんまりキツくないなら。」

澪「オーケー。」

紅「そういえば…こうやって、改まって話すのははじめてだな。」

亮「そだな。俺はあまり池袋には行かないし。」

紅「俺も秋葉は一回しか行ったことないな」

亮「…先に言うけど俺は闘路にしか行ってないからな。」

澪「はい。カンパリ･ビアお待ち」

カンパリ･ビア
9度中口ビルド

ビール適量
カンパリ30ml

グラスにカンパリを注ぎ、よく冷えたビールで満たして軽くステアする。

紅「お、じゃ。乾杯」

亮「乾杯。」

紅「おー…なんっーか味わい深いな。」

澪「ビールとカンパリのほろ苦さが溶けってあってていけるだろ。」

亮「ビールに染まるカンパリのイタリアンレッドが綺麗だな。」

紅「うん。やっぱり紅っていいよな。」

亮「紅君はほんとうに赤色好きだな。」

紅「パーソナルカラーってやつかな。うち(Sｳﾙﾌ)ってさ、基本的に銀のワンポイントカラーを入れるのが基本なんだけどな。」

亮「そう言えば…澪君はシルバーカラーのシャツに黒のトレーニングスーツか。」

澪「そうだ。配布されるもんだけどな。軽いし動きやすいからいいんだよ。オーナーなんか年中これのダークグリーンカラーだし。」
亮「へぇ…誰からもらえるんだ。」

澪「サイズやカラーを禅さんが聞いて、本郷さんが用意するんだ。」

紅「言えばすぐに用意してくれるぞ。ま、メンバーのみだけどな。」

澪「これ上下とシャツワンセットで二万円くらいするらしい。」

亮「に、二万！ジャージがか？」

紅「詳しくは知らないけど、通気性とか、柔らかさ？とかが凄いらしいんだ。あと、ほら、襟元に小さなロゴが入ってるだろ。」

亮「あ、ほんとだ。」

澪「Sウルフのグラデフィティを好きな所に入れてくれるんだ。背中にデカデカと入れるやつもいるし、肩とかにな。洒落たやつは裏地に入れたりしてるのもいるぜ。」

紅「ほとんどのオリジナルブランドだしな。」

亮「あれ、紅君はどこにシルバーを入れてるんだ？」

紅「あー…俺の場合バンナナを持ってるんだけど。集会以外じゃつけてないな。変わりにバットのグリップのそこにグラフティ入れてる。」

亮「おしゃれだな…」

紅「崇さんがお洒落だからな。下のがダサくちゃ…ダメだろ？」