ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】4

ーラスタ・ラヴ(2/14/夜)ー

吉音「もぐもぐ」
ゆえ「ぱくぱく……」
優日「ぱりぱり」

悠「なぁーーんで、おれがもらったお菓子とかを君たちが食べてるんですかねぇ?」

吉音「いっぱいあるじゃん」

悠「そりゃあ、いっぱいもらえたからなぁ。」

ともき「何人にもらったらこんな山になるんだ」

悠「へへへっ~」

優日「全部食いつくそう」

ゆえ「がってん……!」

悠「せめて一品ずつは残せよ!!」

ともき「なんだかなぁ…」

福太郎「悠はモテるなぁ」

悠「うへっへっへっへっ~!!」

ともき「うぜぇ」

福太郎「ところで気になっとたんやけど」

悠「なんだい?」

悠「両腕に湿布はりまくり何はどしてん?」

悠「ああ、これか。バレンタインのお返しに悠くん特製ジャム&パンを作りすぎて手がヤバい感じになってるんだ。」

ともき「なんで既にお返ししてるんだよ」

悠「その場で返しとかないと忘れてたり、会えなかったり、その日中に返し切れなかったりするからだよ!!」

優日「身体で返すとかいわなかったのに驚き」

悠「そのお返しもするけどね!!」

ともき「黙ってろ」

福太郎「っていうか、和菓子ちゃうんやね。」

悠「ネタが思いつかなかったんだ。」

ともき「いいのかソレで…」

悠「ちなみにジャムは大鍋3つ分作ったからまだちょっと残ってる」

ともき「大鍋三つ作ってちょっとかよ」

悠「材料もなかなかだが瓶に詰める作業が一番地獄だった。久秀なんか真横で見てるのにいっさい手を貸してくれなかったし。」

ともき「そりゃまぁ……お前がするお返しだからな」

吉音「私、ジャムもパンももらってない!」

悠「おれも吉音から何も貰ってないんだよなぁ」

吉音「……んー?」

悠「なに可愛らしく小首かしげて誤魔化してる」

吉音「えーと……はい」
スッ
悠「おれがもらったお菓子を差し出すな!!」

ゆえ「こまかいことはきにすんな……」

優日「このお菓子めっちゃおいしい。少し持って帰ろうって」

悠「いいけど、必ず一種類は残せよ。」

福太郎「すごいなぁ。山が消化かされていっとる。」

悠「これでまだ晩飯も食うからなコイツら」

優日「当たり前でしょ!人間は一日三食なんだよ?!一食抜いたら二食になっちゃうじゃん!」

ともき「……三食以上くってるだろ。」

優日「プロですから」

ともき「なんのだよ。」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!新大陸やアジア、アフリカから、コーヒー、茶、タバコ、トウモロコシ、トマトなどがヨーロッパに入ることで生活全般が変わったことを何革命というか?」

優日「手札一枚につき」

悠「それもう昨日いった」

ゆえ「はくめい……」

ゆうな「とミコチ」

悠「それでパンとジャムを作りました」

ともき「そういう理由か」

福太郎「生活革命やね」
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