ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】4

ーラスタ・ラヴ(2/12/夜)ー

悠「雪こわいわー!ぼりぼり」

ともき「何かじってる……」

悠「チキンラーメン」

ともき「湯に通せよ」

悠「いや、これが美味いんだわ」

マリア「ください」

悠「ほれ」
バリッ
マリア「バリバリ、あー、確かに美味しいですねぇ。濃くて」

ともき「それ、平気なのか?」

悠「味のこいベビースターだよ。ただし、食いすぎるのはヤバいけどな。高塩分で」

マリア「私は常に栄養失調よりちょっとマシぐらいなので余裕です。ばりぼり」

ともき「違う方向でダメだろ」

悠「高タンパク質の白濁したものならいつでも飲ませてやるぞ」

マリア「あははっ。悠さん、超きもーい!」

悠「キモイはやめろ!傷つくだろ!」

ともき「傷ついて砕けてしまえ」

マリア「クレイジーダイヤモンドは?」

悠「砕けない!」

ともき「お前はただのクレイジーだけどな」

悠「つまり……クレイジージャーニー!!」

ともき「やかましいわ!」

悠「それにしても世間ではチョコチョコいい過ぎじゃね?」

マリア「急ですね」

京「バレンタインまであと二日だしな」

悠「はんっ!バレンタインってそもそもなんだよ!」

京「えーと……なんだろう」

マリア「元々269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレン ティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日です。ただ、私は起源の話をひっぱりだして否定するやからは嫌いです」

悠「わかる」

ともき「自分のことだろ」

悠「否定はしてない!なぁ?がりゅ……がりゅー!?」

京「己だよ?」

悠「びっくりしたいつの間に」

神姫「さっきから話してたでしょ」

悠「自然すぎて気がつかなかった」

マリア「アホですか?」

悠「……」

ともき「お前にいってるんだぞ?」

悠「アホじゃなーい!」

神姫「救いようがないだけよね…」

悠「なんか悲しくなること言われた」

京「己が救うから悲しまないで」

悠「もしかして、おりは今、救われたのかな?」

神姫「救わないし、救わせないから」

悠「まさかの身内による妨害」

マリア「敵の敵は敵」

悠「全員敵じゃねぇか」

マリア「はい」

ともき「敵を作っている原因は悠だろ」

悠「チキンラーメンくう?」

京「ありがとう」

ともき「話を聞け!」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!商業の中心が地中海から大西洋に移ったり商品の種類に変化が起こったことを何革命というか?」

マリア「ショゴス革命」

ともき「世界が終わりそうだな」

京「商業革命」

神姫「よくできました。」
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