ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】4

ーラスタ・ラヴー

悠「あー……眠い。」

翼「昨日も爆睡してたよな。」

悠「それでも眠い。」

ともき「風邪ひくぞ。」

悠「バカは風邪ひかないもん」

美喜「今、アイツ自分でバカって認めたわよ?」

澪「認めましたね。」

優日「悠はそれ以前に病気になりそうなタイプじゃないけどね」

鈴猫「あー…。」

悠「どういう意味…へ…へ…へっ…」

ともき「くしゃみか」

悠「へ~い☆HAHAHA~☆」

翼「ガッカリだよ」

ともき「つっこむ気も無くなった。」

悠「途中で止まったんだよ!!」

稲葉「あら、今日も賑やかね。」

悠「まぁな。しかし、最近は寒いな。」

稲葉「寒いっていうから寒いのよ。」

美喜「それよくいうわよね」

澪「だからって暑いっていっても暖かくはならないけどな。」

悠「思い込めば変わるさ、きっと」

ともき「…(つかさ)」
鈴猫「…(悠)」

稲葉「それは想うだけじゃ駄目でしょ」

ともき「!?」

鈴猫「な、何の事!」

悠「っか、全員風邪には気を付けろよ。」

翼「そうだな。ビタミンとって温かくして…」

稲葉「翼くんは優しいから楓ちゃんが風邪引いたら、風邪を俺にうつせ~とかいいそうね。」

翼「いやいや…」

優日「悠ならもっと紳士的アグレッシブな台詞をいうよ」

悠「ふむ、お見舞いにいって……◯◯の風邪奪いにきたよ……と?」

鈴猫「ぷば…」

美喜「澪、ティッシュと雑巾。鼻血に沈んだわ」

澪「うわぁ…血の海」

ともき「今の台詞は強烈すぎたな///」

優日「範囲攻撃なのがヤバイね///」

悠「あー…それより眠い…。一時間だけ寝ていい?」

美喜「そういって昨日三、四時間寝たわよね?」

悠「ありがとう。」

美喜「誰が許可した?」

悠「すぅ…すぅ…」

翼「はや?!」

ともき「どんだけ寝つき良いんだ。」

澪「どうします?」

美喜「どうもこうも…放置しかないでしょ。」

稲葉「顔に落書きでもする?」

優日「たぶん、あとで大変な目に合うよね。寝起き悪いし」

稲葉「じゃあ、もっと安全なイタズラを……」

翼「イタズラをしないって選択肢はないのか。」

稲葉「翼くんだって日頃の恨み辛みをはらしたいでしょ?」

翼「別に怨んでないって…」

稲葉「本当に?悠の発言がいちいちボケだったり、意味の解らないところで照れたり、お風呂あがり半裸でウロウロしてて、バスタオル一枚の女の子と話しててスターライトブレイカーの巻き添えにされたりとかしてない?」

翼「なにそのピンポイントな発言、見てたのか?なぁ、見てたのか?」

稲葉「どんなイタズラにしようかしら」

美喜「口に氷落とし込んでみるとか」

優日「カットレモン絞るとか」

翼「……」

ともき「あまり稲葉に深入りするな」
28/100ページ
スキ