ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】4

ーラスタ・ラヴ(1/27/夜)ー

悠「寒いと思ったら全国的にヤヴァーイことになってたんだな。」

マリア「寒波の本気」

悠「ご遠慮願いたい」

摩耶「来週もまだつづくのかな」

悠「駄目だぁ、おしまいだぁ…」

金剛「まぁ、確かにこの冷え方は身体にもきついが、凍った道とかの害がホントにこわいな。」

ともき「車とか怖いですよね…。」

悠「火計だ!火計を仕掛けるんだ!!」

ともき「どこにだよ」

マリア「小鳥遊堂?」

悠「ふざけんな!」

久秀「……リノベするよりは建て替えの方が新しい店にするのは楽だし、火災保険は入ってる……いいわよ。」

悠「よくねぇよ!!」

マリア「……火災保険に私もひと口噛めませんかねぇ?」

ともき「どう噛む気だよ」

マリア「どうにかして私にもお金を」

金剛「どうかしてる」

マリア「私は、シンプルにお金が欲しいんです」

摩耶「正直」

マリア「イエス!!」

久秀「守銭奴根性は凄いわね。ここまでがめついのは久秀も初めてみたわ。」

悠「恐らく世界一か二位なのは確かだ」

ともき「誰と争ってるんだ」

悠「ミハイル」

マリア「向こうは超のつく金持ち、こっちは超のつく借金女王ですよ!!私の勝ちですよ!!」

摩耶「なるほどね」

ともき「というか、そんなものの一位を目指すなよ」

マリア「なんでも一番はいいことです。」

悠「借金でも?」

マリア「借金はマイナスだから一なわけないじゃないですか」

悠「変なところで理性的だよな」

久秀「馬鹿だったら逆に守銭奴としてやっていけないでしょ。」

悠「そういうもんかね。」

金剛「とりあえず犯罪まがいのことはしないことだな。」

マリア「…………はい」

悠「間が長い」

ともき「危ないなぁ…。色々と」

摩耶「大丈夫。危なくない人の方が少ない」

ともき「なにも安心できる要素がない。」

悠「おれは危なくないぞ」

久秀「でも、なんか特殊な菌を保有してそうだし。」

悠「誰が病原菌だ!」

摩耶「火刑だね。」

悠「ひぇ、処刑の方の火刑だ」

マリア「ヒャッハー、汚物は消毒だ!」

悠「誰が汚物じゃ!!めっちゃ綺麗やぞ!顔も体も性格も!」

ともき「どれもコレも汚れきってるだろ」

悠「でも、お風呂とか大好きだし」

摩耶「ちょっと柑橘系のイイ匂いしているのが逆にムカつくのは知ってる。」

悠「へへっ、はい、小鳥遊お勉強問題!コロンブスの航海の支援をしたスペイン女王は?」

マリア「ザベル」

悠「レイレイがいいです」

摩耶「サーベル」

ともき「イサベル」
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