ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】4

ーラスタ・ラヴ(1/23/夜)ー

悠「おかしい、おかしいぞぉ!」

吉音「お菓子?いま、お菓子っていったよね!」

悠「……おかし「い」」

吉音「お菓子!」

優日「ちょっとー、男子ー食べさせてあげなさいよー!」

悠「やっべ、委員長だ!食わせ食わせ!」

ともき「何言ってんだお前らは」

悠「おれが今持ってるのはミカンと男のフランクフル…」

ともき「だまれよ」

悠「ほら、ミカンをあげよう」

吉音「わーい!」

優日「ほら、出しなさいよ」

悠「え?出せってチン…」

ともき「……」
スパァン!
悠「ぎぃゃっ!」

優日「股間にツッコミは……さすがにダメージ入ったね。」

ともき「なんか綺麗に叩き上げちまった」

想「大丈夫、ですか?」

悠「ひゅぅっ……ひゅぅっ……だ、ぎ、きいて、ねひゅぅし……!」

吉音「あ、このミカン甘い!」

悠「少しは心配しろ!!」

吉音「なんかあったの?」

優日「いや、別に」

悠「ぜひゅー、ぜひゅー…」

想「顔色が本当に悪くなってますが…」

悠「ともきぃ……今のはアカンはぁ……ガチでぇ」

ともき「男として本気で痛いってのは伝わる。だけど、悠に対してはこれっぽっちも悪いとは思ってない。」

悠「あー、じんじんしてる。想さん、撫でてもらっていいですか?」

想「悠くん?」

悠「冗談(冗談とは言ってない)でーす。」

優日「もういっばついっとけば?」

ともき「それがいいかもな」

悠「やめろぉっ!」

吉音「ミカンちょうだい」

悠「はい」
スッ
吉音「わーい!」

想「ポケットから普通にミカンが出てきまするね。」

悠「いつ何時餌付けに使えるかわかりませんからねっ!」

ともき「餌付け妖怪」

悠「誰が妖怪やねん!」

優日「誘拐犯?」

悠「誰がハイエースだ!」

ともき「そんなこと誰も言ってない」

悠「ドキドキする」

ともき「うるせぇ犯罪者!」

悠「いっとくけどな、おれはハイエース持ってないし、攫うのが得意なのは崇だからな!!」

優日「それは必要があるからでしょ」

悠「おれだった必要がある場合がある。」

ともき「信用できない」

悠「えー、なんでかなぁ?ところで、未だに股間がジンジンしてるんだけど」

ともき「知らねぇよ」

優日「氷でも当てとけば?」

悠「縮こまるわ!でもでも、そのあと暖めるのならありかもしれない。はい、小鳥遊お勉強問題!後にポルトガルの東南アジアの拠点となった場所は?」

優日「カレー」

吉音「食べたい!」

想「マレーですね」

吉音「食べたーい!」

ともき「食べ物ではない」
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