ｰラスタ･ラヴ(1/20/夜)ｰ

悠「限界バトル叩きつけて傷ついたっていいじゃない♪」

寅「なら、死ねぇ!!」
ドゴッ!
悠「当たりはしない!」

優日「目の錯覚かなボディにぶち当たってるように見えたんだけど」

ともき「奇遇だな俺もだ」

悠「……お腹痛い」

寅「当たってねぇだろ。立てや!」

悠「当たったわ!」

ともき「だろうな」

優日「まぁ、焚きつけたのは悠だから仕方ないね」

悠「ちょっと限界バトルを口づさんだだけじゃないか!」

寅「知るか!」

悠「じゃあ、いいことを教えてやるからやめてくれ。」

寅「いいこと?」

悠「ピーマンだ」

寅「あ?」

悠「ピーマンを千切りして、油を軽く切ったツナ缶と混ぜて、塩コショウ、顆粒鶏スープのもと、ごま油をひと垂らししてかき混ぜて一分レンジでチンする」

寅「……」

悠「かなりおいしい」

寅「ふふっ」

悠「へへっ」

寅「オラァ!!」
ブォン!
バッ!
悠「なんでやっ!!」

優日「へぇ、おつまみに良さそう」

ともき「確かにうまそうではあるけど……なんで今言った?」

悠「最近のお気に入りの一品。つまり、いいことを教えたんだけどなぁ。」

寅「興味ねぇ」

悠「ホントに?ちゃんと食べないと身体に悪いよ?」

寅「黙れ」

悠「じゃあ、鈴猫のお腹を開発調教する話はどうだ?」

寅「……」

悠「なんだその目は」

ともき「引かれてるだろ」

悠「引きつけられてる?おれのカッコよさに?」

寅「……」
ブチっ、ボタッボタッ

優日「怒りのあまり拳を強く握りすぎて出血してる」

寅「本当にこれほど人を殺したいと思ったことはない」

悠「そんなにか!そんなにもかっ!!」

ともき「謝れよ」

悠「なんかー、ごめんなー」

寅「土下座しろ」

悠「そんなにか!そんなにもなのかっ!!」

優日「でも、鈴猫さんのお腹をあれこれするのはやってみたい。具体的に言うと掃除とかするコロコロローラーでコロコロしたい。」

ともき「お前もなにをいっとるんだ…」

悠「おれは綿棒でへそをぐりぐりしたい」

寅「黙れよ」

悠「寅はあれか、女に興味がないのか?」

寅「お前が異常なだけだろ」

悠「そんなことないよな?」

ともき「いや、異常だろ」

優日「セックス依存症の可能性はあるかな」

悠「ほら、ぜんぜん異常じゃないってさ」

寅「どんな耳してやがる」

ともき「あ、そのワードは……」

悠「こんな耳」

寅「……はははっ。ブチコロス!!」
ガシッ!
悠「ひぇぇっ!なんでぇー!!」

ともき「自業自得だろ」

優日「死して屍拾うものなし!」

悠「死んでねぇわ!はい、小鳥遊お勉強問題!ヴァスコ＝ダ＝ガマがが到達したインドの都市は?」

寅「カリカットだろぉが!ぶっ飛ばすぞボケ!表に出ろ!」

悠「ひぇぇっ!」

ともき「……寅って割と律儀だよな」

優日「ボブカットとかパトリオットとかいいたかった……。」