ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】4

ーラスタ・ラヴ(1/8/夜)ー

悠「頭の中でデストロイヤーって言葉がなぜか離れない」

優日「このすばかな?」

悠「頭のおかしい爆裂魔法がないんでちょっと遠慮してください」

ともき「お前の頭の中はいつも変な言葉が離れないな」

悠「えへつ」

ともき「褒めてないし、「つ」がデカい」

優日「「つ」が大きいってCMあったよね。」

悠「それ、「具」が大きいだな。」

ともき「カレーのCM……だったっけ?」

悠「ソーナンス!!」

ともき「チッ」

神姫「……」
ガタッ

悠「座っててくださいお願いします!!」

優日「椅子から立ち上がると同時に椅子を持ち構える。さすがだなぁ、憧れちゃうなぁ。」

ともき「どこにだ…」

優日「常在戦場な心意気にかな」

悠「立ち上がると同時にスツール持ち上げるとかガッツリ壊し屋スタイルですわ」

優日「悠を壊す屋かな?」

京「壊しちゃダメだ!」

悠「がりゅーはホントにイイ子だなぁ。小さなメロンパンクッキーをあげよう」

京「ありがとう」

優日「壊してもすぐに治るでしょ。ほら、牛丼とかつめとけばいいじゃん。」

悠「おれ的にはスタミナンスパークがいい」

優日「ついでにヒートも回復するとか情けない!瀕死で自動回復しなさいよ!」

悠「朱雀の気位は来月からなんですよ」

優日「じゃあ、白虎の気位」

悠「ですからごめんなさい。白虎の気位も来月からなんですよ。冬場だけのメニューでしてどうも」

ともき「孤独のグルメの使い方間違ってるだろ」

神姫「結論としてはピンチになっても起死回生の一手がないってことよね。」
ブンッブンッ

悠「スツール振り回すのやめてください。当たると結構痛いです」

ともき「結構痛いだけか」

悠「そりゃまぁガードするし」

優日「男ならノーガード!」

悠「うるせぇ!ノーガードなんてやれるのはレスラーだけなんだよ!」

優日「やっぱレスラーってかっけぇなぁ」

京「強靭」

悠「まぁ、おれも凄いけどな」

ともき「そのどっから湧き上がってきてるかわからない意味不明な自信とかか?」

悠「にっこり」

ともきなんで笑ってんだ」

悠「褒められたから」

神姫「……」
ブンッ!
ガンッ!
悠「ごぁっ!!」

神姫「ああ、イラッとして手が勝手に動いたわ」

ともき「ナイスです」

京「神姫姉、瓶で後頭部を殴っちゃダメだ!」

悠「そーだそーだ」

優日「悠の後頭部だからいいっしょ」

ともき「問題ないな」

悠「へへっ、そんなに褒められると照れるぜ。」

ともき「褒めてねぇよ」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!12~14世紀頃、ステンドグラス、尖頭アーチで知られる建築、美術様式といえば?」

優日「ゴシックホラー」

ともき「それもうほぼ答えだろ」

京「ホラー様式?」

神姫「なぜゴシックの方を捨てたのか……コレガワカラナイ」

悠「世にも貴重な神姫のカール・アウグスト・ナイトハルトモノマネ」
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