ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】4

ーラスタ・ラヴー

亮「乾杯。」
翼「乾杯。」
ともき「乾杯。」
梓「乾杯。」

澪「今日はなんの集まりだ?」

亮「同級生の集いかな。」

美喜「ウルサイのが居ないじゃない。」

亮「悠は捕まらなかった」

梓「っか、行方不明?」

ともき「学校は来てたんだけどな…」

翼「トイレいくっていってそれっきり。」

美喜「文字道理、トイレで逝ったんじゃないね」

澪「いやいや…」

梓「まあ…自由が服着て生きてるようなもんだからなぁ。」

ともき「もう少し自重してくれるとありがたいんだけどな。」

亮「自重って言葉を知ってたらいいけどな。」

翼「そっからか。」

美喜「けどさ、誰かマジに悠に注意したことないの?」

梓「わりと一緒にサボってるから注意はちょっと↓」

亮「俺は無い↓」

翼「無理だな↓」

ともき「……なんで皆で俺を見てる」

澪「一番注意できそうだから。」

ともき「あのなぁ……あ、けど……一回だけキレたことは……あるかも」

「「「えぇえぇぇぇ?!」」」

ともき「そ、そんな驚くなよ」

亮「いや、いやいやいやいや。ともきが…キレるってなぁ?」

翼「正直そうぞう出来ないな。」

梓「っか、キレた原因は?」

ともき「なんか些細なことだったような気がするんだけど、つい…な。」

亮「なんていったんだ?」

ともき「いっつもお前は自分の都合でしか動かないんだよ。わがまま、少しは我慢を覚えろ。って…」

翼「わぁ…けっこう、キツいな。」

ともき「俺もあとで反省したよ。けど、彼奴て悪気ないだろ。だから言わないとわからないこともあるんだよ。」

亮「んで、悠の反応は?」

ともき「怖かった。」

梓「キレ返してきたのか?」

ともき「いや…いつもの調子で普通にごめんて」

亮「普通だな。なにが怖かったんだ?」

ともき「なんかこう……消えちゃいそうな感じだった。」

梓「は?」

ともき「うーん、なんつーのかな。気配がかなり薄まった感じ。」

美喜「普通の振りして、ふて腐れてたとか?」

ともき「そんな感じゃないんだけど…。なに考えてるか今でもわかんない事あるし。」

亮「ともきが解らないんじゃ誰が解るんだ?」

ともき「俺を基準にするなもっとこう居るだろ。稲葉とか」

亮「俺は稲葉の方が理解できん。」

ともき「……えと、優日とか」

翼「付き合いはともきのが長いよな。」

ともき「…………か、柏さん」

梓「わかり合うじゃなく、殴り合う?」

ともき「……」

翼「悠の考え読める人いないなぁ…」

金剛「よう。悠いるか?」

「「「居ったああぁぁー!!!」」」

翼「うわ、デカあぁーー!?」

金剛「うぉ、え、な、なんだ?!」
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