ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】4

ーラスタ・ラヴ(12/29/夜)ー

悠「ここ最近バブルが頭の中でずっとループしてる」

ともき「バブル?」

優日「龍が如く0のテーマソング。湘南乃風」

悠「龍が如くシリーズの曲で好きなのは見参とバブルやね。歌詞の中に「龍が如く」って入ってるのが好き」

ともき「そうか」

吉音「今、お菓子っていった?」

悠「いってないよ」

優日「私も聞こえた」

悠「おれの周りにはハラペコ幻聴ガールがたくさんいて困る。」

優日「やたらお経が聞こえてきたり、誰もいないのに悪口が聞こえてくるよりいいでしょ」

ともき「それ、確実に病んでるじゃねぇか」

悠「病んでるのか実際に聞こえてるのか判断が難しい場合がある。」

ともき「病んでたとしても問題だが、実際に聞こえない声が聞こえてるのも大問題だろ」

優日「ほら、耳を済ませてごらんなさい。聞こえるでしょう?彼のものの声が」

悠「……」

吉音「……すいた、お腹すいた、お腹すいた」

悠「餓鬼の声かな(すっとぼけ)」

ともき「餓鬼に憑かれてるのは果たしてどっちだろうな」

悠「……あ、これ、おれが憑かれてるパターン?」

優日「だけど美少女」

悠「なら問題ねぇな」

ともき「コイツはコイツで淀みがない」

優日「存在が淀んでるし」

悠「バッキャロー!正月におろしたてたパンツぐらい清々しいわ!」

ともき「うるせぇわ」

想「遅れました」

ゆうな「チキン、チキン」

ゆえ「ちきん、ちきん……」

ともき「チキンのバスケットを二つづつ担いでやがる。」

悠「チキンが……食べたくなったそうなんだ。」

想「買いに行くのに付き合ってました。悠くん、これお財布」

悠「アッハイ」

想「足りない分は出しときましたから」

悠「あら、やだ、ごめんなさい!!」

想「いいんですよ。」

優日「チキン、チキン」

吉音「チキン、チキン」

ゆえ「ちきん、ちきん……」

ともき「チキンにを手にもってまわるんじゃない」

ゆうな「どこかの部族かな?」
スッ

悠「そういうお前もチキン片手に持ってるんだが」

ゆうな「むしゃむしゃ」

悠「その唐突な行動、嫌いじゃない。もっとやっていこう」

ともき「いや、止めろよ。」

吉音「想ちゃんも食べようよ」

想「さっきも大きいのをいただいたんですが」

ゆえ「たりねぇたりねぇ……」

優日「ひとり一羽」

吉音「おいしい」

ともき「ノルマがヤバい。」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!古代ローマの属州統治を行った新貴族のことを何というか?」

吉音「フライドチキンってすっごいよね。美味しいし食べやすいし」

ゆえ「とりにくさいこう……」

優日「唐揚げとかもヤバいもんね。」

悠「聞いちゃいねぇ」

想「ノビレス(新貴族)ですね」

ゆうな「うんうん」

ともき「わかってないよな。」

ゆうな「うむっ!!」
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